今回は炭酸水メーカーを購入・使用してみて数か月経過したので、ちょっとまとめてみたいと思います。
炭酸水を大量に飲むので炭酸水メーカーを購入した
結論から言うと、いろんな意味で最強です。
買うより安いし、なによりもペットボトルのゴミがでない、
どっちかっていうと後者の恩恵の方が実感こもってるかもしれないです。
思ったより本体の値段張るな~とか、ほんとに炭酸水できるのかな~とか考えてかれこれ数年躊躇してたんですが、心配無用でした。
感想をまとめてみます。
今回購入した商品
今回購入した商品は以下の商品です。
drinkmateというメーカーが出している炭酸水メーカーになります。
drinkmateはアメリカのI-Drink Products社が開発したこのシリーズの炭酸水メーカーの総称になっているようです。
日本のCMも結構出ているので、どこかしらで見かけたことがあるかもしれません。
基本的な使い方としては、専用ボトルに水やジュースをいれ、機械にセットして炭酸を入れるだけになります。
今回購入したのはタンブラーと呼びのガスシリンダー付きのものです。
開封していく
早速開封していきます。
今回はセット品なので付属品が多いです。
左側にあるのは別売で購入した炭酸水専用ボトルです。
タンブラーと小型のボトル(銀色のフタ)、替えのガスシリンダーと炭酸水メーカー本体が、セットになって届きます。
「飲み物なんでも、炭酸チェンジ!!」
と書いてありますが、商品の売り的には「ジュースも炭酸にできるよ!」ということを言いたいらしいです。
正直べたべたになるのでやるつもりはありませんが、リンゴジュースとか牛乳とか炭酸にしたらどうなるのかちょっと気になります。
付属してみるミニ炭酸ボトルは以下のサイズ。
Sサイズとは言ってますが、一度に作れる炭酸の量が少ないだけで、ボトル自体は結構大きいです。
1Lの牛乳パックと同じぐらいの高さがあります。
これ一個で450mLの炭酸水が作れます。
別売で販売されている約2倍の容量(850mL)のボトルは以下のサイズ。
1Lの牛乳パック1つよりも少し大きいぐらいのサイズです。
炭酸水を作る際に入れる水の量はだいたい8分目くらいまでです。
それ以上入れると炭酸ガスの圧力が高くなりすぎるそうです。
付属のタンブラーは以下のような質感。
ステンレス製のよくある真空タイプのタンブラーです。
付属品なので正直全く期待していなかったんですが、意外と質感はいいです。
安物だと飲み口がシャープな加工で痛いときがありますが、これは大丈夫でした。
正面にはレーザー加工っぽいメーカー名の刻印があります。
次は本体を見ていきます。
ほぼ全部プラ部品ですが、つや消し加工なので割と質感はよく、チープ感はあまりないです。
つや消し加工も爪ですぐ傷が強くようなタイプではなかったので良かったです。
高さは以下の通り。
だいたい1L牛乳パック2本分の高さがあります。
思っていたよりはでかいです。
デザインなのか、強度を保つための工夫なのかは分かりませんが、ガスシリンダーの格納部分がピサの斜塔のように若干傾いています。
個人的に微妙です。まっすぐの方が見た目がいいと思います。
背面はガスシリンダーを出し入れするためにワンタッチで取り外しができるようになっています。
上にある銀色のボタンを下に下げるとフタが簡単に外れます。
閉じているときにがたがた揺れるようなこともないので、とくに気になる点はないです。
背面パネルのロック機構はバネで銀色のつまみを押し上げるタイプです。
耐久性はそこそこありそうです。
このモデルは手動タイプなので中はほとんど何もないです。
ガスシリンダーを入れるためだけの空間になっています。
ボトルをセットするときは以下のように頭の部分を手前に起こし、下からねじ込むようにしてセットします。
専用のガス注入用キャップの上の部分にある溝に本体の突起を差し込むことでロックがかかります。
操作はしやすいです。
ガスシリンダーをセットする
次にガスシリンダーを見ていきます。
このモデルは60Lと142Lの両方のガスシリンダーが使えるタイプです。
ガスシリンダーのサイズは以下のような感じです。
結構でかいです。
このガスシリンダーは購入しても購入者のものになるわけではなく、次に新しいガスシリンダーを購入した際に業者に返却されます。
さすがに毎度捨てていたらコスパが悪すぎるので、回収して再利用しているみたいです。
Amazonの販売ページにもありますが、繰り返し使うので落書きなどはしないようにと注意書きがあります。
先端は真鍮らしき部品が取り付けられています。
横の六角ねじのような部品は業者でガスを注入するときに使うものだと思われます。
先端には浅くねじが切られており、これを本体にねじ込んで使用します。
本体への接続はゴムパッキンを介して行います。
ゴムパッキンはガスシリンダーを取り外したときに一緒に落ちてしまうことがあるらしく、注意が必要と記載がありました。
届いたばかりの時はパッキンが外れないように以下のプラ部品で固定されて届きます。
ガスシリンダーを装着する際は以下の部品を外してから行います。
背面には取り外し可能なパネルがありますが、ねじ込む都合上下から手を入れて作業する必要があります。
作業するときはいったん本体を倒さないとだめです。
ガスシリンダー自体は結構重量がありますが、重さを支えている部分はねじ込み部分の白いプラスチック部品だけになります。
下の部分にあるガイドで横の揺れに対してはある程度対処してくれていますが、激しい振動だったり落下させたりといったことには弱い気がします。
60Lのガスシリンダーをつける際は付属のプラ部品を下の部分にセットしてつかいます。
142Lのマグナムシリンダーを使う際は取り外して使用します。
ガス注入パーツの構造・使い方
本体にはガスを注入するための専用キャップが付属しています。
以下のような構造・サイズ感です。
上から見た際、真ん中部分に二枚の扉のようなものがあります。
左の方に●のマークがありますが、大きい●の方にレバーを動かすほど、空気が抜けます。(炭酸水を作った後ガス抜きする際に使用)
2枚の扉のような部品は特に動きません。
以下はボトルをセットする部分を下から見た画像です。
真ん中付近にある白い管を介して、ガス注入用キャップ、ボトルに炭酸ガスが供給されます。
キャップをそこから見た構造は以下のようになっています。
専用ボトルを固定するためのくぼみなどがありますが、きれいに洗うのは少し大変だと思います。
自分の場合は水しか使っていないので特に問題はないですが、砂糖の多いジュースを炭酸にしたい人はこまめに洗った方がいいと思います。
ボトルの構造
次はボトルを見てみます。
サイズはまぁまぁでかいですが、もてないほどではないです。
ボトルに貼ってある注意書きシールはきれいにはがせます。
以下はボトル下部のキャップのような部品を外した際の写真ですが、なぜかプラ部品が接着剤で固定されています。
ボトル自体は試験管のような底の丸い容器になっているようです。
圧力容器として底が平らだとダメージが蓄積してしまうので、丸くして強化しているのかもしれません。
ねじ回し式で取り外すことができます。
ガスを注入してみる
実際にガスを注入してみます。
ボトルに印字されている水位線まで水を入れたら、以下のように本体の黒い部分を手前に引き出して下からねじ込みます。
次に上部にあるメモリ(4段階)で炭酸の強さを決めます。
炭酸の強さですが、市販のペットボトル炭酸水ならメモリ3で行けます。
冷えていない常温の水で炭酸を作るとあまり炭酸が溶けず、微炭酸になるので要注意です。
レベルを決めたら、奥にあるシルバーのボタンを真上から押します。
一番下まで押したら後は炭酸が入りきるまで自動で注入・停止します。
使ってみて思いましたが、斜めから押したりするとうまくロックがかからず自動で注入されないことがあります。
あと買ったばかりの時はボタンが固く、ロックがかかりにくいので注意が必要です。
しばらく使っていると軽くなります。
炭酸を注入し終わったら炭酸ガス注入用キャップのつまみを●の大きい方にずらし、ガス抜きをします。
ガス抜きをしないと勢いよくフタが外れるので注意です。
いいところ
数か月使ってみたので、しばらく使ってみた感想をまとめてみます。
まず、コスパはかなりいいです。
この後計算してみますが、60Lの交換用ガスシリンダーの場合は1L当たり50円、
142Lマグナムシリンダーの場合は1L当たり35円程度で炭酸水が作れます。
とりあえずAmazonでもスーパーでも35円、50円はあまりないので、コスパがいいのは確実です。(この後本体価格込みで考えてみます。)
またペットボトルのゴミが出ないので、楽です。
正直毎日ペースで飲む自分にとってはこっちのメリットの方がよほど大きいです。
住んでいる場所がペットボトル回収に対応していないこともあってゴミ出しが死ぬほど面倒なので、これがゼロになるのはありがたいです。
飲みたいときにわざわざ出かけなくてもよい点もGOOD。
良くないところ
炭酸注入開始ボタンが、購入直後押しにくいです。
使用していたら問題なくなりましたが、弁がなじむまでロックがかかりにくいことがありました。
真上から押せば解決しますが、最初不良品を引いたかと思って少し焦りました。
また使用とは関係ありませんが、ガスシリンダーの固定具をもう少し増やしてほしいです。
正直マグナムシリンダーはおおきくて重いので、ねじ込み部分だけで支えられているのが少し気になります。
(底面に台があって上下で重さを支えている、とかならよかった)
何度かシリンダーを取り替えたりしてみた感じ全く問題はありませんが、少しだけ気になりました。
打算:コスパを計算して買うべきだったか判断してみる
ただいいところ、悪いところを言ってもつまらないので、コスパ計算をしてみようと思います。
Amazonで販売されているラベルレスペットボトルの炭酸でも、だいたい500mlで50円くらいはします。
1Lで100円くらいです。
60Lのガスシリンダーですが、Lサイズボトル(850ml)と炭酸の強さ3を常用していてもだいたい55本くらいは使えました。(46L)
ペットボトルで買っていたら42L×100円で4200円くらいになります。
60Lのガスシリンダーと142Lのマグナムシリンダーの場合に分けて考えてみます。
60Lのガスシリンダーであればだいたい2000~2300円くらいなので、1L50円ほどになるかと思います。
60Lが炭酸の強さ3(ペットボトルの市販品と同じくらい)で46L作れるので、だいたい8割くらい使えるとして、142L作れるとしているマグナムシリンダーの場合を考えてみます。
142Lの8割はだいたい113Lくらいです。
142Lマグナムシリンダーがだいたい4000円くらいなので、だいたい1L35円ほどになります。
とりあえずAmazonやスーパーを探してみてもリッター35円のものは見つからないので、なかなかコスパはいいんじゃないかと思います。
今回購入したガスの強さが調節できるタイプのものは、本体価格が14000円程度です。
(60Lガスシリンダーと142Lマグナムシリンダーの価格を除いた額)
4~5年ぐらいは十分使えそうな構造だったので、年間3500円プラスといったところでしょうか?
市販品の炭酸が1L=100円として、炭酸水メーカーでは1L=35円なので、毎回65円得していると考えると、
3500円÷35円=100、
ということで、本体が4年もつと仮定した場合、
年間100本(1か月8本)以上1Lの炭酸水を購入しているのであれば、元がとれそうです。
142Lのマグナムシリンダーを4回交換するまで、ともいえると思います。(さすがに4回のシリンダ交換で壊れることはないはず)
少なくとも自分の場合は1日一本ペースで飲むので、すでに元を取った感がありますが・・・
自分の炭酸水を飲むペースを考えて、買うかどうか決めるのがいいかもしれない。
まとめ
今回はdrinkmateの炭酸水メーカーを購入・使用してみた感想をまとめてみました。
結論、よいです。
炭酸水頻繁に飲む人なら確実に元が取れますし、できる炭酸水も市販品と何ら変わらないです。
オススメします。
またなにか買ったらレビューしてみます。
それでは、また。