記録・感想

【結論】液タブと板タブどちらが良いのか?液タブの方がいいと思うよ

今回はデジタルイラストに挑戦する際、ペンタブと液タブのどちらがいいのか?

たぶん誰でも1回くらいは考えたことがある問に素人の主観を返してみたいと思います。

自分も買う前に結構悩んだんですが、まぁ、結局結論は人それぞれなんだと思います。

でも「あなたは液タブと板タブのどちらを頻繁に使っていますか?」聞いたら、きっと明確な答えが返ってくるんじゃないかと思ってます。

今回は液タブを頻繁に使っている側の意見として、1つの意見を書いてみようと思います。

実際に使ってみて思ったこともいくつか述べてみたいと思います。

液タブと板タブに優劣はない

今回の記事は割と「どっちがいいのか?」を述べるので、人によってはちょっと鼻につく文章になるかもしれん。

中立の立場で書いていないので、その点はご了承ください。

液タブとペンタブのどちらの方が描きやすいとか描きにくいとそんなことを断定したいわけではありません。

それは慣れてしまえばどうでもいいことだと思うので。

好きで使いやすいと思う方使えよというやつです。

ですが最初に触るのはどっちがいいのか?ということについては、ある程度結論が出せる、と思ってます。

別にプロでも何でもないので、一意見として参考にしてください。

どっちにするかで迷うのがマジで時間もったいないので、まとめておこうと思います。

結論:液タブの方が良いと思うよ

最初に結論を示しておきますが、デジタル絵を初めて描くのなら、

液タブの方が良いと思う。

私は板タブと液タブを両方もってましたが、液タブの方が最初圧倒的に使いやすかったです。

時間が経過すれば、「板タブのほうが使いやすい!」という変化が現れることもあると思います。(今は何となくわかる)

ですがデジタル絵に触れたことがまだなく、「絵を描くときはペンを持って紙に押し付ける方法でしか、書いたことないよ。」という人には、液タブをお勧めします。

この文章を見るとなんか小馬鹿にしているように見えるかもしれないんですが、そういうわけではないです。

最初に板タブで絵をかいてみて思ったことは、「紙に絵を描いているのと同じではない」という感覚。
(無論個人差はあると思う。)

よく視差とか座標とかなんとかで、言われているやつだと思います。

液タブと板タブを、最初に触って感じたことは、

液タブ:「紙に絵を描くという感覚を、そのままデジタルの画面に移しただけ
板タブ:「紙に絵を描くという感覚を、新たなデバイス操作で再現しただけ

ということ。(だと思う。。)

たぶん、この表現でうまく伝わるかなと思う。

最初の描きやすさにおいて ”板タブ>液タブ” はない

こんな断言をすると文句を言われそうだが、あえて言おう。

最初のデジタル絵へのとっかかりにおいて、まず板タブレットが液晶ペンタブレットより描きやすいことはないと思う。

考えてみてほしんだけど、液タブと板タブには以下のような違いがある。

液晶ペンタブレット:線と線をつなぐ際、線を引いた個所にペン先を置いて描き始める。

板タブレット:線と線をつなぐ際、手元で画面上の座標を模索しながら書き進める。

どう考えても同じ感覚で最初からかけるわけない。(私は無理だった、、、、、)

もちろん慣れてしまえば、何の問題もないと思います。

でも最初の「デジタルで絵をかいてみたい!」という段階で、紙以外に絵を描くことと、板タブの扱いに慣れることを並行して行うことは、結構なストレスになると思います。

すぐに慣れる人もいるにはいるのですが、私みたいになかなか慣れない(3週間ぐらいやったけどダメだった)タイプもいるのだと知っておいてほしいです。

液タブと板タブって価格が全然違う(板タブがとても安価)ので、初心者=板タブみたいなイメージがついている気がしますが、それはちょっと違うかなと思う。

まぁ、かくいう私は板タブから入ったんですが、、、

デジタル絵を描くために、専用の画面を用意すればいいのが液タブ。

デジタル絵を描くために、専用のツールと、ツールを使いこなすための練習時間が必要なのが板タブ。

だいたいそんなイメージかな。

自分は絵を描くのに絵を描くことから始めたい派だった(ツールの使い方とかなんとかを挟みたくなかった)ので、合わなかっただけかもしれない。

最近はちょいちょい板タブを使うことも増えたので、慣れればストレスはない、という意見も理解できるようになりました。

ただ「紙に描いていたものを、デジタル上にそのまま移動する」という観点で評価するなら、圧倒的に液タブに軍配があがると思います。

液タブと板タブの構造的な違いと、操作感の違い

まず最初に環境の違いをまとめてみたいと思います。

購入に迷っている時点ですでにだいぶ調べているかもしれませんが、液タブと板タブの違いを超簡単にまとめておきます。

液晶ペンタブレット(液タブ)

液タブはその名の通り、液晶に直接書き込むことができるデバイスです。
IPadみたいなもん、と考えていいでしょう。

IPadのようにCPUは積んでいないので単独での使用はできませんが、PCにつなげは優秀な端末(パソコン依存)として機能します。

紙を画面の中に入れただけ、といっていいと思います。

ペンタブレット(板タブ)

対するペンタブレット(通称:板タブ)は、絵を描く際の「筆圧と位置」を伝える機能を持ったデバイスです。

液タブとは違い、画面はありません。

キーボード、マウス、のようなHIDデバイス、という印象が強いと思います。

上の画像で顔をしかめているのは僕の偏見です。

実際は、性能以外で気になってしまう点が多い

適当に図解しましたが、機能的・構造的特徴からくる使用感については割と正確に示しているんじゃないかと思います。

でも実際に使ってみると案外、性能云々とか以外で気になることって結構あります。

これ以降は液タブや板タブを選ぶ際に比較される機能や使用感などについて、文章で述べていこうと思います。

液タブ・板タブのメリット・デメリットについて振り返ってみる

液タブいいよいいよとは言ってますが、もちろん板タブにも良い点はたくさんあります。

そのあたりも含めて、購入の際によく比較検討される点やその他の点について、個人的な感触を振り返ってみようと思います。

筆圧検知レベルはぶっちゃけ気にならない

このあたりの機能、まず確認しましょう!みたいに言われてるんですが、まともなメーカーのものを買っていればまず、ここで引っかかることはないかなぁと感じます。

ほとんどのメーカーで、2000~、4000~、9000~、の三種類くらいを取り扱ってるかと思いますが、どれを選んでもあまり違いは感じないかもしれないです。

今私が使っている機種は、以下の二機種なのですが、液タブは8192段階、板タブは2048段階です。傾き検知機能はどちらもありません。

これは私の人体感度の問題なのかもしれませんが、正直違いはよくわかりません。

人間の筆圧が通常130~150gと言われているので、それの8000分の1というと、0.015869~0.018310gという事になります。

これを繊細に感じ取れる人は、かなり一握りなのかなと感じます。(少なくとも自分にはわからん。)

もちろんあるに越したことはないとおもいます。筆を払うときのストロークに影響していたりするのかもしれません。

性能のいいパソコンを使えば処理が早くなるのと同じかなと思ってます。

検知能力が高ければ、実感はできなくても表現されている可能性があります。

ただ一般的には、絵は一つ一つのディティールが超絶細かいことより、全体として調和がとれていることの方が重要らしいので、結局のところそこから先の領域は「どんなハードを使いたいですか?」という領域になるのかな~と解釈してます。

もちろん違いが全くないというわけではなく、WACOM、HUION、XPPen等、メーカを変えた直後は「なんか書き味が違うな」と明確に感じました。

だけどその違いが具体的に絵にどんな好影響を及ぼしているのか、そういうのを言葉で表現できるほどではないという感じ。

個人的に、筆圧検知レベルが低い(2000程度)ことによるデメリットはわかりませんでした。

傾き検知、っているのかな?(これは使ってないから不明。)

これに関しては持っている機種がどちらも付いていないので何とも言えませんが、個人的にはいらないかなと感じます。

(最近の液タブ・板タブは標準搭載になりつつあるので、あまり考えなくていいところかも。)

たぶんペンを傾けて書いたりするのは現実で言う鉛筆を倒してデッサン表現をしたり、、、という事の再現なんだと思います。

中学校の美術でデッサンがあったような気がしますが、確かに鉛筆を傾けて描いていた記憶があります。

ただ、デジタル絵においては、筆を傾けたり操作を工夫しなくても、ソフトの設定やアセットでどうにでもなるので、筆の傾き検知まではいらないのかな~という感想。

それやっちゃったらデジタルのメリット少ないじゃん!、と思うからかもしれない。

多分PCで絵を描く人のほとんどはフォトショップかクリスタかSAIあたりだと思うんですが、クリスタではデフォルトでも以下のようにかなりたくさんの筆があります。

こういったツールで、「時間とお金のかかるアナログでの技術」を少ないコストで使えることこそ、デジタルのメリットなんだと思います。

その点において、傾き検知を使用し自分が物理的に操作を工夫して描画を変化させることによるメリット、というのを私はあまり感じないので、いらない、と感じてます。

無論、この機能を使ったことはないので、あればあるなりの多彩な表現ができる可能性はあります。(参考程度にしてください)

液タブで絵を描いているときの微妙な違和感(やっぱアナログで紙に書いているときとは違う感)は、この辺の再現度によるところもあるかもしれないので、何がいいかは好みになりそうです。

液タブは目が疲れる、は本当

液タブは目が疲れる、は本当だと思います。

光を発する画面を長時間(平均6時間以上)見続けるわけですから、それはまぁ、疲れますよ。。。

私が途中で板タブに戻ろうかな、と思った理由もコレです。

姿勢が悪いからだ。姿勢よくして描けば問題ない、という意見はごもっともなのですが、発光する画面を至近距離で見続ける以上、ほぼ間違いなく疲れるのだ、ということを覚悟しておきましょう。

ついつい前かがみになっちゃうので姿勢を維持したまま描くのって結構難しいんですよねぇ、、、

板タブは姿勢が良くなる、はたぶん本当

疲れにくい、かどうかはさておき、板タブレットが疲れにくいというのは本当かなと思います。

描く際に画面と顔が離れているというのもありますが、手は下、顔は正面なので頑張っても姿勢が悪くなりにくいんですよね。

板タブ=健康だぜ!

ではないですが、あながち間違ってはいないと思います。

板タブは描き味最高

これはたぶん、板タブユーザーが増える理由にもなったんじゃないかと思う。

板タブは描き心地最高です。

がりがりと紙に書いている感覚を感じられるので、かなり楽しいです。

液タブもフィルムを張ればペーパーライクな感触になりますが、なんか板タブとは違う感、があります。

ペーパーライクフィルム、なるものもあるんですが、まぁ、あれは正直微妙です。

寿命と引き換えに快感を手に入れる神器なのでお勧めしません。

気持ちい描き心地になればなるほど、恐ろしいスピードでペン先が減っていきます。

この辺りは財布との相談かな。

自分は筆圧がかなり強いのでダメでした。(1枚イラスト描くと芯が一本なくなった)

個人的にはツルツルしたフィルムに慣れることをお勧めします。(うまくいくと筆圧がいらなくなって疲れなくなる。)

ペンの性能は重要

液タブ、板タブの比較では本体の話ばかりに目が行きがちですが、ペンも割と、なんならこっちの方が重要だと思います。

ペンは大半の場合付属してくるものがほとんどかと思いますが、以下の点は確認しておいた方が良いと思います。

・充電式か?充電のいらない電磁誘導式、電磁共鳴式か?(圧倒的に充電不要な電磁誘導式・電磁共鳴式の方が良い。)

・描画時のペン先の沈み込みはどのくらいか?(これがでかいと結構気持ち悪い。)

・ペン先の代替品はどのくらいの価格か?(ランニングコストが高いとマジで悲しくなる。)

・ペンにボタンはついているか?(消しゴムor色スポイトが使えると便利なので1個はあった方が良い。)

実際に絵を描く際に、液タブや板タブ本体の性能以上に気になってしまう部分だと個人的には思っているので、チェックしておいてほしいかな。

液タブはコードが邪魔

これは最近よく思う、液タブの一番のストレス原因。

最新機種はUSBタイプCケーブル一本、なんてものもあるみたいだけど、自分の場合は以下の有様。

表示用DVIケーブル、通信用USBケーブル、電源ケーブルの三つが下から生えているので、取り回しは悪い。

板タブはこの点、USBケーブル一本なので絶対的に有利です。

液タブだとノートPCと一緒に出掛け先で、、、なんてことは結構難しかったりするので、移動しながら使いたいなら板タブかな。

最近液タブを新しく購入してみたんですが、このあたりがすごく改善されていました。

↓↓↓よかったら参考にしてみてください。

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板タブは描画に対する応答速度が速い

これは自分が使っている液タブの機種が古めなのもあるとは思いますが、板タブより液タブの応答速度が速いです。

無論、気になって絵が描けないほどではないんですが、筆を早く動かすと若干液タブの方が表示がもたつきます。

この点、板タブの方が良いなと感じる点ではあります。

液タブの方が作業しやすいと感じた

これも個人差ありですが、作業性は液タブの方高いと思います。

キーボードや左手デバイスに登録できるショートカットは、多くても精々5~10くらいかと思います。

ほかはおそらく右手のペンで画面上のUIをタッチして操作することになるかと思います。

液タブだと「そこにあるUIに手を置いて操作するだけ」なので、画面内のボタンなどが押しやすいと感じます。
(一個前の描画のもたつきと矛盾するようですが、もたつきは筆のはらいの追尾性程度なのでほぼ気にならない。)

作業効率が革命的に変わる!というわけではありませんが、個人的には気に入っているポイントの一つです。

あまり操作しないペンの太さ調節、などはショートカットキーに割り当てていなかったりするので、個人的にボタン感覚でパッと押せるのが気に入っています。

板タブなら好きなディスプレイで絵を描ける

これは結構なメリットだよね。

液タブの場合は画面と描画面が一つになっているので、画面を後から変えることは当然できません。

加えて大きい画面のモデルはかなり高額です。(某メーカーのは22インチで〇十万)

これに対して板タブは画面は何でも大丈夫です。Macの画面でもOK。

加えてモニタの発色が劣化しても板タブは入力デバイスとして独立しているので無関係。

液タブなら画面の劣化=買い替えなので、結構高くなってしまいます。

板タブ自体普通に使用していればそうそう壊れないはずなので、買い替えの頻度が低ければ圧倒的に低コストだと思います。

発色の正しい画面を別に選ぶことができる、あとから大きい画面、小さい画面に変えることができるという点は、板タブ最大の強みかなと思います。

慣れれば話は別になる

今後も追記していくつもりですが、メリット・デメリットに対する感想はこのあたりで終えておきます。

最後になりますが、慣れればどっちでもいいと思います。

液タブと板タブそれ自体に、性能の上下はないかと思います。

この「慣れ」というのは、習得に長い時間を要する超絶技術ではなくて、長い人でも1か月くらいで習得できるものだと思います。

ゲームをするとき、キーボードからゲームパッドへ、あるいはその逆に変更するときがあるともいますが、最初は慣れないと思います。

だけど時間がたってくると、普通になる、なんならどっちかの方が使いやすくなる、そんなイメージだと思います。

私の場合は、最初板タブ慣れない✖ → 液タブは使えた〇 → 板タブに再度トライして使えた〇 という流れで慣れました。

素人の意見にはなりますが、よく言われている通りどっちを選んだからうまくなる、みたいなのはないと、つくづく思います。

難しいけれど、コツをつかめば効率を上げられるもの、世の中にはたくさんあると思いますが、なんかそんな感じ。

最初にも言いましたが、デジ絵に慣れることと板タブという未知のデバイスに慣れること、この二つを同時並行することを苦と思わないのなら最初から板タブでいいですし、それが嫌であれは液タブにすればよいかと思います。

個人的な体験談として、最初に板タブを触ったことで「デジタル絵=難しい」みたいなイメージがついてしまったので、操作と絵そのものの技術を同時並行して学んでいく必要がない液タブの方が初動が楽かなとは思います。

板タブ・液タブ共に挫折した体験談

液タブと板タブのメリットデメリットはだけだとちょっと味気ないので、個人的な話(ここまで全部個人的な話だけど...)もしておこうかなと思います。

参考までにどうぞ。

最初に購入したのは板タブだった話

私が初めに購入したお絵かき用のデバイスは、板タブレットでした。

Wacom Intuos のSサイズだったかな。学校の近くのトレジャーファクトリーという中古品店で買いました。

もとは絵を描くために買ったんじゃなくて、FPSで指先で敵を潰すようにエイムできたら楽しいだろうなぁ~と思ったから。

当時(というか今も)使っているマウスはG703だったのでマウスの性能はピカイチなのですが、マウス操作が苦手な自分でも、これならいけるかもしれん、と思ったのが始まりでした。(osu!とかの動画でインスピレーションを得た。。。)

まぁ、ツールが変われば腕前が変わると思ってる典型的なカスだったわけですが。。

お絵かきにみじんも関係ない話なんですが、値段的に板タブはとても安価なので、そういう面で導入としてはありだなと感じます。

液タブで絵を描き始めたけど、うまくはならんかった話

その後板タブでも満足できず、液タブで敵を潰すようにエイムしたくて4万も出して液タブを買いました。

当時はApex Legendsにどっぷりはまってましたからねぇ、、、、

ただ残念なことに購入した液タブはマウスタッチ非対応という悲劇が発生したのでお蔵入りになりました。

その後半年くらいただのモニタとして放置していたんですが、だんだんと「液タブとか板タブって絵を描くためのものだよね?」っていう思考が頭によぎり始めたので、なんとなく、無料のメモ帳とかに絵を描くようになりました。

最初は板タブで描いていたわけなんですが、なかなか操作に慣れない上にうまく描けない。

次第に「液タブなら上手く描けるやろ!」という思い込みが強くなっていきました。

液タブという描きやすそうなデバイスを使ってないからワイは描けないんや!って言い訳してました。

そこで放置していた液タブで描き始めたわけなんですが、これがまぁ、、、うまくいかなかったんですよねぇ。。。

たしかに紙に書いているようにかけるんですが、当時の自分は「液タブなら最初から上手く描ける。」みたいな思い込みを持ってるだけで、技術的に何かを持ってるわけではありませんでした。

悔しくてアナログでも描いてみたんですが、やっぱりかけねーじゃんw、、っていう事実を認識しましたね。。。。

液タブは使いやすいけれど、別に画力を底上げしてくれるわけではないんだとよく分かりました。

まぁ、それでも今思い返すとここで液タブを買っておいて良かったなぁと思います。

もしここで液タブを買わずに板タブだけで済ませて、「俺は本当は描けるんやぁ!」で終わってたらその後続かなかったと思います。

そういう意味では、最上のものを使ったうえで、環境に文句を言えないようにするというのはありかもしれないです。

液タブで描いていたら、ペンタブでも描けるようになった話

その後はぼちぼちと、徐々に頻度を上げながら絵を描くようになりました。

ペンタブも持ってましたが、液タブしか使わなかったですね。板タブ=難しすぎて書けない、みたいな固定観念ができていました、、、、

でも一年くらい、ちょっと目が疲れてきて板タブを使ってみようと再度挑戦してみたところ、これが意外にすんなり使えました。

無論、なんか液タブと違う感は消えてないんですけど、普通に使えるんですよね。

これはちょっと驚いた。

紙に描く環境に近い液タブを使ってデジタル絵に慣れていたことにより、板タブの”操作感”だけ習得すればいい状態になっていたのか?

そんな結論を得ましたね。真偽はわからん。

デジタル絵になれることと、板タブ操作に慣れること、これはやっぱり別物なんだと思います。

結論として、デバイスに優劣はないが、やっぱり液タブを選んだ話

ここまで液タブと板タブに関して、個人的な意見をいろいろ書いてみました。

結論、優劣はないと思います。というか両方試しに使ってみるのが一番いいと思います。

慣れればどちらでも本当にいいと思います。

でもやっぱり自分は液タブを選びました。

すこし時間がたって板タブにもなれたので、いまなら液タブである必要性はあんまりないんですが、最終的に液タブ派になりました。

私の場合は「絵を描いている」という行為を実感しやすい方がうれしかったんだと思います。

どちらでも描けるけど、「板タブを使っていると何かを操作している感があって、絵を描いている実感が減ってしまう」というどうでもいい理由が、たぶん液タブを選んだ理由なのかなぁと感じてます。

最後に、おすすめを掲載しておきます

今回の記事はお勧めすることを意図していないので、迷っている人に向けて情報として載せておきます。

まぁ、うん、WACOMだよ。

迷ってるならWacomでいいと思う

なんか投げやりなタイトルですが、迷ってるならWacomでいいんじゃないかと思います。
理由は性能とかなんとかいろいろあるんですが、まぁ、一言でいうと、

迷った末にこれを買う人が多い。(気がする)

個人的なエピソードですけど、液タブ買うならどれがいいのかなぁ~な~んて話したときに、たくさん話した後結局ワコム製かったみたいな報告をされたことがありました。

結局そうなるんか~いッ!、みたいな感じ。。。

中華メーカについて検索すればそれなりに情報がでますが、やっぱりWACOMほどの情報は出てこない気がします。

そのあたりの不安感がぬぐえないと、最終的にWACOMに落ち着くのかな~という気がします。

他のメーカーに比べて値段が高いので、財布との相談にはなりますが、財力があるならいいんじゃないかと思います。

どんな人がWACOM製を買うのかな~と気になったので、少しAmazonのレビューとか見てみたんですが、

心の内ではWACOMが気になってるけど安い中華製品ないかなって探してる人は、ひとしきり悩んだ後結局WACOM製を買ってる気がします。

以下のモデルあたりが売れ筋らしいです。WACOMの液タブについては使ったことがないのでレビューはできません。

板タブはIntuosが一番有名だと思うんだけど、個人的にOne by wacom使ってみて普通に良かったのでお勧めです。
(価格も1/3くらいで済む。)

液タブはWacomのだとやっぱり高いんだけど、13インチはさすがに小さいと思うので、16をお勧めします。(金に余裕があるなら自分はこれを買ったと思う。)

まぁ、選ぶのも結構楽しいからじっくりやってもええんちゃうかとは思う。

とは言え俺は、Huion製

お勧めしておいてなんですが、私は液タブの方はHuion製です。

理由はコスパ良いから。

最近購入したKamvas22 Plus (22インチ)もコスパが最高だったので、よかったら参考にしてみてください。

【中華液タブ】HUION製 液タブ Kamvas22 Plus を購入して使ってみた

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現状、コロナ禍での巣籠需要もあったことが原因か、国産メーカー、中華メーカー問わず、いろんな会社がペンタブや液タブの新モデルを発売しています。

ひと昔前だと中華メーカーは微妙、Waxomに限る!といった意見も多数だったみたいですが、最近は後身メーカーが成長したこともあり、性能に大きな違いはなくなってきているらしいです。

私が今使っているのは中華メーカーの一つ、HUION製のGT-191 v2というモデル。

24インチで当時4万円台というかなりのコスパの良さに惹かれて買いました。
(ワイはでかい画面が良かったんや。。。。Apexプレイするためだからな。。。)

ちなみにWacomで同じくらいでかい機種を買おうとすると10万近くしたので、正直入門用としては手が出せませんでした。

ですが正直、購入時は恐怖もありました。Wacomじゃなくてだいじょうぶかなぁ?という不安ですね。

結果的に大丈夫ではあったんですが、Wacomほどの安心感(性能が保証されている感)があるわけではなかったです。

実際大丈夫だったんですけどね。

Wacomの液タブは絶対検査という一台一台に対するテストをやっている(普通は何百台かに1台とかをピックしてテスト)らしいので、それに比べると外れ引いたりしないかなぁ~という若干の心配はありました。

無論、保証はついているものを買いました。

Wacomと中華メーカーでざっくり比較すると以下のような感じらしい。

Wacom

・知らない人は(たぶん絵を描く人なら)いない。

・定番ともいえる人気機種が多い。

・圧倒的なユーザー数

・サポート抜群

その他中華メーカー

・現状、Wacomと性能はほぼ同等(もちろん、機種によります)

・ペンの性能(特に沈み込み)が若干劣る

・消耗品(ペン先とかケーブルとか)が超絶安い -> 自分が購入した時はペン先20本無料でついてきた

・Wacomの同価格帯の製品と比較して、圧倒的に画面サイズが大きい

・サポート等には多少の困難はつきもの(カスタマーサービスが英語、とか。)

多分、こんな感じだと思います。

最近液タブを新調してみて思いましたが、数年前のモデルと比較してかなり進化していました。

でかい画面・コスパなどを考える人は中華メーカー製のものを購入するのは全然あり、だと思います。

まとめ

今回はデジタルイラストを描き始めた素人の主観モリモリで(なおかつ液タブサイドから)記事を書きましたが、いかがだったでしょうか?
個人的にはかなり、描く側の目線で、本音で書けたかなぁ~と思います。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

記事中液タブと板タブ、メリットとデメリットが交互に出てきて混乱させてしまったかもしれませんが、最終的な意見としては、

「使いこなせば大差はない、けれどデジタルで絵を始めるなら、圧倒的に液タブ」

という、感じです。

ここまで書いておいてなんですが、結局時間とお金が解決してくれる問題なので、割とどうでもいい気がします。

なので最終的には気に入ってる絵師さんがどっち使ってるかとか、そういう理由でもいいんじゃないかと思います。

自分はどちらの方があっていそうか?

多少なりとも参考になれば幸いです。

また思いついたら適当に記事にしてみたいと思います。

それでは、また。

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