思えばまともな工具箱を一つも持っていなかったな~と思い、金属製のちゃんとしたものを購入してみました。
TONE製のスチール工具箱を試してみる
メーカーどれにするか問題。
Amazonなどで工具箱を検索してみると、日本製から中華製までかなりの品ぞろえがあり、結構選ぶのが大変です。
今回はメーカーから絞って決めてみました。
KTC、TONE、VESSEL、アストロプロダクツ、トラスコ、東洋スチールあたりが有名どころなのではないかと思います。
複数メーカーが競っていることもあってか、現時点ではメーカーによって大きく価格が変わることはない印象でした。
最近TONEのドライバーセットを購入していたので、今回は工具箱もTONE製を選んでみました。
工具箱にするか、パーツキャビネットにするか問題。
工具箱の種類ですが、今回は長物のドライバーもしまえるようなものを探していました。
そこで選択肢として、パーツキャビネットと工具箱が出てくるのですが、これが何とも判断に迷う。。。
パーツキャビネットはやはり引き出し式ということもあって、めちゃくちゃ工具の出しいれがしやすいです。
バイト先でKTCのキャビネットを使用したことがありますが、剛性感たっぷりで何ともいい感じでした。
ただし、キャスター付きの代などがないと、移動ができません・・・・
今回は多少剛性感や使い勝手が劣るものの、移動が手軽な取っ手付きの工具箱を選んでみました。
今回購入した商品
今回購入した商品は以下になります。
TONEのスチール製工具箱になります。
底のサイズは 220 × 410、高さは工具収納部分で 220 になります。
買う前は結構でかいな~と思っていたんですが、現物見るとそんなでもない感じでした。
早速レビューしていきたいと思います。
開封&レビュー
まずは外箱から。
今回はAmazonで注文しましたが、以下のような梱包で届きました。外箱っぽいですがこれが一応化粧箱(化粧箱なし)という感じです。

今回購入したのは赤黒のツートンカラーのものです。
今回購入したのは BX430という3段構成のモデルですが、他にBX420 という2段構成のモデルがあります。
個人的に区分けしたい工具が多いので、3段のものを選んでみました。

箱から出してみます。
一応傷防止のナイロンが巻き付けられており、移動中に各段がこすれて傷がつく、、、、ということはないように配慮されているようです。
使ってたら傷まみれになっちゃうんだけど、最初はこういうの大事よね・・・


ナイロンをはがしてみると以下のような感じです。
中央下には金属製のTONEマークが張り付けられています。

少し傾けて表面仕上げを見てみます。
3段のオール金属製工具箱としては価格がかなり安いので、ビカビカな感じかな~と思っていたんですが、つや消し感のある加工で以外に高級感があります。

TONEの刻印は金属プレートで成形されており、最下段の箱にくっついていました。結構凝ってるね・・・・

続いて側面を見てみます。
このモデルは3段構成ということもあり、さすがに部品が多くごちゃごちゃしています。
ただ、簡単に手を挟んでしまうようなことはない感じでした。
工具箱の形状は最上段の中央部が高くなるような台形状になっています。

上に荷物置いたりできないのでは?と思ったんですが、取っ手を広げると中央、端の2点で支えられる平面ができます。
あまりないかもしれませんが、一応上に板を置いて作業する、ぐらいはできそうです。

開いてみると以下のような感じです。
3段ということもあって中間のケースから工具がとりにくかったらめんどいな~と思っていたんですが、開けたときに若干斜めになるように開くので、奥まっていて取りにくい!といったことはありませんでした。

剛性がなくて上の段に行くほど斜めってるのでは?と一瞬思ったんですが、そもそも斜めになるように作られているようです。
アームの長さを測ってみると外側の方が微妙に短くなっています。

開け閉めする際に全くよれない、ということはないですが、通常の仕様でゆがんで元に戻らなくなるほど剛性がないわけではない、といったところです。
個人的には満足なレベルでした。
この辺が気になる人は2段の BX420 の方がいいのかな~と思います。
一応片側だけ開くこともできます。(この状態だと重量バランスは悪いです。そこに重い工具を入れてないと倒れます。)

上部の取っ手は15mmほどの鉄パイプが取り付けられていました。支点はリベットっぽいものですが、そうそう壊れることはなさそうです。


閉じてみると以下のようになりました。
パチッときれいに閉まらないのは少し気になりました。(やんわり閉まる感じです。)
剛性は高く、工具箱に工具を満載しても歪んでしまうことはありませんでした。

続いて各部の成型、加工を見てみます。
背面は以下のような感じで、4点プレス加工された丸い突起があります。これが実質足です。

底部分の溶接ですが、そこそこ丁寧な感じでした。
安価帯ということもあるせいが、超綺麗、というわけではないです。
重い工具を入れていたら底が抜けるようなことはまずないレベルで接合されているので、多少の粗さが気にならなければ問題ないでしょう。

幸い金属パネルがフチで角を合わせるように溶接されているわけではないです。
コの字型にプレス加工された板を内側と外側で両側から溶接している感じです。
強度はありそうです。

側面の板金格好は以下のようになっています。
ここは結構丁寧な印象でした。

上のフタの部分には穴があり、カギを取り付けることが可能です。

名前シールを張る枠、のようなものもありました。

次はサイズ感を確認していきます。
500mlのBOSSのペットボトルと比較してみると以下のようになりました。
最下段はピストルタイプの電動工具ぐらいなら入る大きさです。
間仕切りもすべて取り外し可能なタイプなので、通常の工具であればほぼ全部入ると思います。


間仕切りの取り付け
次は間仕切りをつけてみます。
間仕切りはケースにあるスリッドへ刺しこむように取り付けます。

最上段の間仕切りの形状はこんな感じ。ケース自体が中央の方が高くなっているので、それに合わせた形状にしているみたいです。

取り付けてみるとこんな感じ。上の段は結構スルッと入ります。

中段はこんな感です。真四角。

袋に入っているんですが、保護用の機械油でベタベタしている場合がるので注意が必要です。

取り付けてみると。。。。すんなりは入らないです。

中断は真四角かつ3段目が使えて上から入らないので、少し力を加えて広げて差し込みます。
ここはちょっと微妙だな~と思います。。。
以下は間仕切りの取り付け方の動画です。力を加えすぎるとガバガバになる可能性もあるので、ちょっと注意が必要です。
まとめ
買う前には実際にホームセンターや工具店で見てみた方が安心です!
と言いたいところなんですが、、、この工具箱その辺にないんですよね。
というか金属製の工具箱自体がそもそもあんまり店頭に並んでないです。。。。。
多少、買った後の「なんか違う感」は、どうしようもないかな~という感じがします。
1万円以内で3段構成、間仕切りが自由に取り外し可能、メーカー品、全部金属製、持ち運べるレベルで容量が大きい、となるとそれなりに選択肢が限られてきます。
個人的には満足でした。
画像は多めに載せてまとめてみたので、検討中の方は参考にしてみてください。
それでは、また。