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【簡単】時計の電池交換を自分でやる方法を説明してみる

今回は時計の電池交換を自分でやる方法を説明してみます。

時計の電池交換がしたい

時計の電池交換。大きく分けて三つの方法があると思います。

①ホームセンターなどの時計コーナーで電池交換してもらう
②時計ショップに電池交換を依頼する
③自分で交換する

だいたいこんなところかなと思います。

ロレックスとかウン十万クラスの時計なら、正直時計ショップに依頼するのがベストだと思います。
(傷がついたらアカンやつ結構ありますしね・・)

ですが、個人的に大事にしているG-shokとか1万円クラスの時計になると、500円程度の電池を交換するために6000円とかを払うのをためらうことがあると思います。

自分はどっちかというとそういうタイプです。

なので今回は電池交換を自分でやってみました。

結論、自分でやっても全然良いと思う。

時計の電池交換は自分でやった方がいいと思う

そんなに高い時計ではない、大事にしてはいるがずっと使っているので多少の傷は許容範囲。

今回自分で時計の電池交換をやってみて、この条件に当てはまるなら、自分で電池交換をやった方がよいと感じました。

今回自分がこう感じた理由は以下の2つです。

①難易度が低い(ツールがあればだれでもできる)
②失敗する可能性が低い(時計を壊してしまう可能性が低い)

まず1つ目ですが、実際に自分で電池交換をしてみたところ、難しくありませんでした。

もちろん、とても古いアンティークな時計や凝った構造のものなら話は別です。
(そもそもそういう人は自分でやるという選択肢はないと思いますが・・・・)

少なくとも今回自分が持っていた時計の形式(時計の裏のフタの閉め方)はとても簡単でした。

2つ目ですが、実際にやってみて、そんな簡単に失敗するものではないと感じました。

蓋が傾いたまま力ずくで締めるとか、かみ合わせが悪いのに「たぶん行けそう」とか、

そういう破壊の原因になるようなことをしなければ、めったに壊してしまうことはないと思いました。

今回購入した時計修理キット

それでは、電池交換を自分でやる方法を説明してみたいと思います。

まずは時計の電池交換キットを買います。個人的にはキットなしではできないなと思いました。

今回購入したのはAmazonで販売されている中華のやつです。

とりあえず時計修理に必要なものは全部入っていました。

時計のチェーンに入れる伸縮棒みたいなのがクソ大量に入っていましたが、これ目当てで勝った人は一生困らんのちゃうか。。。。

ただしマイナスドライバーはゴミだったので注意です。

電池交換をしてみる

今回電池交換を行う時計は以下の時計です。

電池交換を行うために裏蓋を見てみます。

今回のフタは6か所に四角形の切り欠きがあるタイプです。

蓋を開けるために中華の時計修理キットを開けていきます。

中華ですがちゃんとメーカー名があり、「XOOL」という名前らしいです。

購入してから3か月ぐらいたちましたが、今も販売されていたのでまぁまぁ売れ筋なのかもしれません。

中華は商品ページが消えがちなので、まったく同じものであるとは限らないです。

商品全体と付属品は以下のようになっています。

以下はAmazonの販売ページにある商品イメージ図ですが、画像通りすべてそろっていました。

簡単に説明書を見ていこうと思います。

メイン、というわけではないと思いますが、このT字型の工具が目玉ですね。

今回もメインで使いますが、時計の裏蓋を外すために使用します。

英語の説明書ですが、画像がたくさん載っているので使い方はなんとなくわかると思います。

黒い箱のような部品は時計を固定するために使用します。

なんか左上の治具は形が違うような気がしますが・・・・・・気のせい気のせい。

その他のドライバーなどの使い方も図で示されています。

四角い剣山みたいなやつは時計の継ぎ目の棒を外すために使用する道具だったようです。

内容物は以下のリストで全部、、、らしいです。

まぁ、価格を考えれば多すぎるほどかな。。。実際これ全部を使ってみるには相当時間がかかると思います。

さて、説明書はこれくらいにして、道具を使って交換を行っていきます。

まずは黒い万力のような治具を使って時計を固定していきます。

若干の肉抜きはされていましたが、合成は十分でした。

黒い治具の横にあるねじを回すと万力のように動作するので、以下のように時計を固定していきます。

今回の時計は裏蓋から時計の表面ガラスまで12mmくらいある大きめの時計でしたが、固定できました。

この固定用治具ですが、動かないほど固定する必要はない感じです。

あくまで裏蓋を確実に回せるようにするためのものなので、回転しなければ大丈夫です。

付属のメガネ拭きは文字盤のガラスを磨く用。。。。ではないと思いますので、以下のように傷がつかないように敷いてみました。

次に以下の道具を使って蓋を開けていきます。

以下のようなビットが入っているので、自分の時計の裏蓋の切り欠きに会うものを選んで上の道具にねじ込みます。

ビットは全部で6種類入っていました。

・四角
・四角(極小)
・丸
・丸
・三角
・平型

たいていの時計には対応できるんじゃないかと思います。

以下のように道具の先端にねじ込んだら、横から見て三本の棒の高さが同じくらいになるように調節します。

その後、以下の画像の左側と中央にあるダイヤルを回転させ、時計の裏蓋の切り欠きの位置と会うように調節します。

だいたい調節できたら、以下のように裏蓋の切り欠きとビット先端をかみ合わせます。

合わなかったら再度ダイヤルを回して調節しなおします。

回転時の注意ですが、滑らないよう押す力7、回す力3くらいにします。

強すぎると裏蓋のねじ山にダメージを与える可能性があるので、この辺は多少の感が必要だと思います。

(プラスチックのねじ締めで回しすぎて破壊する感覚がわかる人なら大丈夫だと思います。)

滑って裏蓋の上を空回りすると傷をつける可能性があるので注意です。

いったんゆるんだら、以下のように付属のドライバーで回転させます。

いくつかマイナスドライバーが付属してきましたが、以下の差し込み式のものは問題なく使うことができました。

一緒に付属してきた以下のやつはゴミでした。
中華あるあるの差し込み&ねじ止めタイプのドライバーです。

グラグラしていて使い物にならないので全部捨てていいと思います。(ちゃんと使えるやつが他に入ってます。)

蓋を開けると以下のようになっていました。

ゴムパッキンは傷んでいなかったので、無難に電池交換できそうです。

電池を慎重に外します。

今回はAmazonから、以下の電池を購入しました。

村田製作所 ムラタ(旧ソニー) 海外パッケージ (SR626SW)
IAKTD

使用期限までに全部使い切れるか微妙ですが、過ぎたところでしばらくは使えるし、そもそも激安なので良しとしました。

新しい電池を入れたら、裏蓋を占めて電池交換作業完了です。

おまけ

中華キットの感想も少し述べておこうと思います。

今回購入したXOOLに入っていた道具と交換用部品は以下のような感じです。

2500円という値段を考えれば良かったと思います。

ちなみに冒頭でちらっと言った時計のバンド固定用の伸縮棒は以下のような量、付属します。

一年で10回ぐらい時計を破壊したとしても使いきれる量じゃなさそう。。。。

耐久性はわかりませんが、物量が耐久年数を上回りそうなので、結構いいかも。。。。。。

まとめ

今回は中華の時計修理キットを使って時計の電池交換をする方法を説明してみました。

いかがだったでしょうか。

個人的には、チープカシオクラスの時計ならば、自分で電池交換してみてもいいんじゃないかな~という感想です。

またなんかやったら記事にしてみます。

それでは、また。

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