説明書

地方大学に通ってみた感想を正直に述べる

どうも、地方大学卒のバイト戦士です。

今回は「地方大学ってどうなの?」という話を正直に話していきたいと思います。

こういう記事って腐るほどネットにあるよね、とは思うのですが、

情報は多いに越したことはないでしょう。

個人的な偏見も混ざってますが、後で自分で見返しても楽しい気がするので書いてみます。

通ってた大学の環境

地方大学と一口に言っても、結構環境に差があります。僕が通っていた大学の環境は以下の通り。

①工学部

②大学の所在地はマジで田舎バスで20~30分移動しないと畑ばかり。

ザ・地方大学。そんな感じです。

これに加えて工学部という、なんとも素晴らしい?環境でございました。

まぁ割と田舎の大学って毛嫌いする人が多いらしいですが、今回は個人的な意見をまとめてみます。

学費

これに関してはご存じの通り、

「変わりません。」

というのも、私が通っているのは地方国立大学なので、学費は一律年間53万円、入学金38万円

大学入る前は学校によって違うのかと思ってましたが、国立は所在地や偏差値、そのたもろもろのパラメータによらず一律らしいです。

もちろん私立は違います。

生活費

「生活費」というとピンとこないかもしれないですが、これの割合が結構でかくて都会の大学だと普通に学費より生活費の方が高くなるらしいです。

はい、そこで地方大学。

笑えるほどにやすいw

いやぁ、正直驚きましたね。

兄弟がいるので比較ができたんですが、さすがに田舎なだけあってクソ安いです。

都会の大学の場合アパートが多いかと思いますが、友人から話を聞く限り家賃だけで5万前後はかかるようです。

私の場合、ただっ広い土地にある大学だったので当然のように300人ほど収容できる寮があり、光熱費込みで月1万5千弱でした。

土地代安い×大学の補助ありということで、かなり安くなるようです。

寮生活を不自由に感じる人もけっこう多いので、入るかどうかは意見が分かれるところですが、安さを狙うなら寮しかないですね。

ちなみにアパート在住の人からも話を聞きましたが、アパートの家賃は月3万~4万程度が普通のようです。

これでも都会に比べれば十分安いですが。

続いて食費ですが、これも安い。まず学食が超安かった。

僕の通っていた大学の学食は結構クオリティに幅があったのですが、最低ラインと呼ばれた(ご飯、味噌汁、主菜、副菜)の組み合わせで150円でした。

さすがに東京の大学に通う幼馴染に言ったら驚かれましたね。。(ふつうは500円切ることがないらしい)

そのほかにもメニューがありましたが、学食の平均価格は350円でした。

大学にもよるかとはおもいますが、地方の大学の方が学食の価格が低い傾向がある気がします。

食費が抑えられるのは正直ありがたかった。

近くで野菜が取れたりする土地が多くあったこともあり、スーパーの平均価格もかなり低めでした。ガチで節約自炊しようと思ったら一か月1万5千もあれば余裕で足ります。

アルバイト

次にアルバイトですね。

都会に比べれば、アルバイト先の母数は当然減ります。

入学当初散歩してみて「募集中!」みたいな札を掲げているコンビニなどが結構あったのですが、

割と数か月で埋まっていました。入学して環境になれたらバイト開始~みたいな考えだとあっという間に募集締め切り、なんてこともあるかもしれません。

大学付近のバイト先争奪戦は多少厳しい、という認識は持っておいた方がいい気がします。

ただ地方だと駐車場代などがかからないことが多く、普通に車を持ってきている人多いです。僕の同級生は割と遠くの店でアルバイトをしていました。

車が持ち込める

地方大学だと車を持っている人がたくさんいます。

僕も持ってきていました。

僕が通っていた大学は特に田舎だったので、駐車場が大学構内にたくさんありました。(駐車場代はもちろん無料)

周囲の交通網の利便性があまり高くないこともあり、かなりの数の学生が車を持ってきていました。

都会だと少し難しいかもしれませんが、休日に自分の車でドライブして息抜き。なんてことができるのも案外魅力の一つかも、と思います。

コロナの影響が少なかった

これを特徴の一つに入れるのはいかがなものかと思いましたが、現状を踏まえて入れておくことにします。

最近は収まりつつあるので大差ないかもしれませんが、あまりコロナの影響はないかな。という感じでした。

もちろん対策としてアクリルパネルが設置されたり場合によってオンライン授業になったり、ということはありました。

ただ基本的に実験など対面が必須な講義がなくなることはありませんでしたし、授業も滞りなく行われた感じがありました。

兄弟の話では前期が丸ごとオンラインで大学にほとんど行かなかった、なんていう話もききましたが、僕の方は地方なので人の行き来が少ないせいか、そういった影響があまりありませんでした。

こればかりはいつどうなるか全くわからないですけどね。

出会い

これも重要なファクターかもしれないですねぇ。ただし俺以外、と述べておくことにしよう。

私のように自分一人の時間が大好きマンは除くとして、普通の感性を持った人間は、大学での出会いは重要なパラメータの一つのようです

進路を決める前も「女の子いない大学はいやだよう!」って言ってる人いたもんね、、、

まぁ、これに関してはもうお分かりかと思いますが、大学構内での出会いはほぼ皆無といっていいでしょう。

こういうことを気にする人はまず地方大学はやめた方が良いです。(断言するぜ。20代の4~6年を過ごすことになるので、割と重要。)

ただしこれはあくまで「大学構内」に限った話なのかなと感じます。

話を聞いている限りでは、「大学構内」という枠を超えれば都市部も地方も実情そんなには変わらないようでした。

課外活動

さすがに地方なだけあり、山だのなんだの自然が豊富なので、その分アウトドア系のクラブなどは多いですね。

僕が通っていた大学は割と雪が降る場所だったので、スキー、スノーボード、登山、ツーリング、等々、、、都市部で生活していると少し移動しないとできないような遊びが10分程度の移動ですぐできました。

この辺に興味がある人はいくら出会いが少なく華々しい都会の大学とはかけ離れた環境だとは言え、楽しく過ごせるかもしれません。

長期休みの時間がずれる

これもあまり予想していなかったので述べておきます。

地方大学で冬が厳しい大学だと、長期休みの時期と長さが大幅に変わるようです。

私の場合夏休みが8月終盤に始まり9月の後半までしかありませんでした。つまり夏休みは一か月だったわけです。

これはねぇ~、、、ウン。

就活しようとするとちょっとめんどくさいよ。

実際インターン活動等を夏休みに行う企業さんは結構多いので、これは正直結構デメリットかなと感じます。

秋季や冬季にインターンを行っている企業さんもあるのですが、最近は早めの活動をはじめる企業さんが多い印象でした。

夏休み前後に会社説明会やインターンシップ募集をを行う企業が多かった気がします。

募集が早期に開始される企業を受けようと思っている人は、すこし面倒なことになるかもしれないです。

通常大学の夏季休暇なら2カ月+αくらいあるんじゃないの?そんなん嫌や。

と思うでしょうが、なくなったわけではなく、消えた分は翌年に持ち越されます。私の大学の場合ですが、1月はほとんど授業がなくて、1月後半~4月頭までずっと休み。

ということになってました。

あんまりこの辺は入学前に気にしていなかったのですが、予定が入学後に詰め込まれる分前期が地獄でした。

休みが消えるわけではありませんが、帰省のタイミングや友人と会う時間がずれるので、他の大学の人と集まって遊びたいと考えている人には都合がよくないと思います。

まとめ

個人的な偏見が多分に含まれるまとめになりましたが、地方大学の情報として残しておこうと思います。

人によって何がストレスで何が自由か、なにが良くて何が悪いかは様々だと思いますが、少しでも参考になれれば嬉しいです。

まぁ、記事をまとめた後にこんなことを言うのもなんですが、人間どこにいるかじゃなくて、どうあるかだと思います。

入ったはいいが想像していたのと違った!なんてよくあることかもしれませんが、捉え方次第で天国にも地獄にもなりうると思うので、気楽に生きていきましょう。

それでは、また。

-説明書
-,