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【レビュー】マキタ製 電動糸ノコ盤 MSJ401を購入したぞぅッ!

小学校からの夢がかないました。

ついに電動糸ノコ盤を購入!!!

Amazonで安くなっていたので購入しちまったぜ。

糸鋸盤がずっとほしかったんや。。。。

最初に「卓上糸鋸盤ほしいなぁ~」って思ったのは多分小学校ですね。

図工室にあった糸鋸盤がなんでも自在に切れる夢のマシンに思えてほしくてほしくて仕方なかった。

ただ一応工作機械なので、親にねだっても危ない!の一言で断られてましたね。。。。

その後手持ちタイプのジグソーとかは買ったんですが、やっぱり手元で精密にカットするのは難しい。

手元で簡単に作業できる固定タイプの加工機が欲しい!

そんなこんなでずっとほしいなぁ~と思っていたのを14年越しで購入したわけです。

今回購入した商品

今回購入した商品は以下のものです。

マキタ製糸ノコ盤 "MSJ401" になります。

Googleで「電動糸鋸」と検索するとトップに出てくるので、割と個人ユースでは人気なのかもしれません。

価格は参考価格(多分メーカの定価)が47000円で、市場価格は26000円ぐらいです。

SK11やリョービ、高儀さんからも個人ユーザー向けの電動糸ノコ盤が販売されていますが、今回購入したマキタの製品はそれらよりも高めの価格帯でした。

以下の2製品は製品のサイズ感などがほぼ一緒ですが、価格は1万円ほど安いです。

どの辺が価格の違いに関係しているのかについても、注意してみていきたいと思います。

開封レビュー

さぁ開封ッ!

毎度思うけど、商品の箱を開けて最初に触る瞬間の方が、使うよりも楽しいまであるよね。

外箱は商品説明が簡単に書かれていて、まぁ工具やな、、と一目で見てわかるデザインでした。

歯から糸鋸のアームの奥までの長さを「フトコロ寸法」というらしく、今回購入したMSJ401では40cmあります。

つまり40cmの奥行きがある材料までカットすることができる、ということです。

切断能力は以下の通り。

基本的な加工ではまず困らないレベルかなと思います。

説明書はA4で結構でかいのが入ってました。

刃の交換方法などが載っているので、捨てない方がいいと思います。ネットでも手に入れることができます。

商品本体は発泡スチロールで梱包されていました。

商品を挟みこむような梱包なので、縦ではなく横にして出した方がいいかもしれません。

発泡スチロールの底が抜けてちょっと危なかった。

商品本体は厚手のビニールにくるまれて入っていました。

機械の保護に用いる油らしきものが薄く塗られているようで、ちょっとベタベタしていました。

ビニールを埃防止のためにかぶせる覆いとして再利用しようと考えてみましたが、ちょっと無理そう。

ふき取れる量なので全体的にベタベタしているわけではないです。

付属の工具と替え刃は以下の通り。

六角レンチが2本、L字の丸棒が1本、替え刃が6本ついていました。

替え刃の刃数は約60で、全部同じものでした。

ビニールを外しました。以下のような感じ。

まずねぇ、、最初に思ったのは「これほんとに25000円なのか...?」っていう感じ。めちゃめちゃ質感が高かった。

Amazonで人気な他のやつだと白色のアームカバー部分がプラスチックらしいので、これもそうかと思っていたんですが、全部金属製でした。

重くて持ち運びは不便ですが、剛性はかなり高いです。

価格帯としてはちょっとお高いですが、実際触ってみると「安いな、、、」って感じる、そんな感じです。

台座はザ・鋳鉄製という感じのざらついた加工で黒色、アームはつや消し加工でクリームホワイト、その他の可動部は蒸気機関車のパーツみたいな黒で統一されていました。

いい感じに満足感得られちゃう系の質感をしてました。持ってるだけで満足しそうなあの感じ。

詳しく見てみる

もうちょい詳しく見てみます。

商品の全体像は以下のような感じで、右側にモータ、手前のテーブル下に操作パネルがあります。

アームには型番と製造番号が振られていました。台湾製らしいです。

製品の左側面は以下のような感じで、小さいポケットが付いています。

底面の鋳鉄はいかにも工作機械って感じです。

ゴム足などはなく、机などに固定するための穴が設けられています。傷がついても問題ない作業場向けですね。

テーブルの傾斜は手前のL字の取っ手を緩めることで調節できます。

実際やってみるとこんな感じ。

精度はだいたいかなぁ~と思いますが、糸鋸でこういう加工をすることはあんまりないと思います。

L字の取っ手を緩めて再度締めた際、テーブルがぐらついてしまうようなことはありませんでした。

一応右側にも若干傾きます。(多分水平出しようかな?)

鋸刃を固定するヘッド部分の形状は以下の通り。ワンタッチで刃を緩めることができるようになっており、操作感は良かったです。

それぞれのパーツも剛性が高く、安心感があります。

これよりも1万円ほどやすい、高儀、SK11では以下のような固定具になっていたので、この辺りの作りの違いが価格の違いに現れてきているのかもしれないですね。

ヘッド部分の作りとしては、ワンタッチで刃を外せるつまみ、手の巻き込み防止ガイド、材料をテーブルに押さえつけるためのガイド、切子を飛ばすためのノズルの4つがあります。

下側にも刃を固定するための機構がありますが、上と同じものが使われていました。

駆動方式はリンク機構を用いた簡単なものでした。モータ軸にはリンクと反対側にカウンターウェイトがつけられているので、振動防止の配慮はされているようです。

基板は全面の操作パネルのすぐ後ろに取り付けられていました。カバーがありますが通気口があるので密閉はされていませんでした。

ほぼないかとは思いますが、ブロワなどで清掃するときには金属の切子が巻き上がらないようににした方が無難かもしれないね。
(多分基板自体にもコーキングとかはされていると思う。)

操作パネルは以下の通り。

左に切子吸引用の穴、真ん中にスピード調節用のつまみ、右にスイッチがあります。

この製品では直巻整流子電動機が使われているらしいので、たぶんサイリスタとかを使った制御なのかなぁ~と思います。

使用中は負荷が重くなると結構刃の速度が落ちるので、実際に使ってみていい感じの速度を見つけるのがいいかと思います。

右手のスイッチは真ん中につまみがあり、引く・取り除くと使用できなくなります。(フェイルセーフ的な何か?)

Amazonの商品画像では以下のような操作パネルとなっていたのですが、この頃とは少し設計が変わったようです。

運転中に速度調節をすることも可能でした。

テーブルの厚みは3mmほどですが、剛性は十分でした。

ウン十万クラスの工具ではもっとガッチリしたものもあるみたいですが、必要充分かなぁと思います。

実際に使用してみる

それでは、実際に使用していくぜ☆

個人で電動糸ノコ盤買うだけでもちょっとアレかもしれんが、ワイの場合はそれを賃貸で使うのでさらにアカン。

その辺も含めてみていきます。

事前に試運転してみましたが、かなり振動は少ないです。

とは言え、刃の速度を上げるとそれなりに揺れるので、下に防振マットを敷きました。

今回はホームセンターに売っているつなげるタイプのマットと基礎用のゴムマットを敷きましたが、かなり軽減されました。

騒音測定もしてみましたが、かなり静かです。

材料を加工しているときはどうしても材質に依存した音が出てしまいますが、電動糸ノコ盤自体の駆動音はかなり小さいです。

会話できるレベル。

一個微妙だったのがこのポケット。

替え刃や取り換えに使う工具をしまっておけるポケットなんですが、実際にモノを入れると振動でビビビビビと音がします。

何となく蚊が飛んでいるみたいで不快だったのでココは使わないことにしました。

切断時は以下のような感じ。

巻き込み防止のための長いプレートがあるので、よほど指を奥に入れない限りケガをすることはないと思います。

ただちょっと邪魔なので後々外しそうな気がします。

下部には母材を押さえつけるプレートもありますが、硬い材質の場合は刃の根本で押さえつけないと振動してしまうので、外して直接抑えた方が安全な気がします。

プラスチックなどの柔らかい素材を切断した場合は問題ありませんでした。

アームの上部には、上下動作を空気ポンプとして利用して空気を取り出す機構があります。

付属のチューブを介して巻き込み防止ガイドに取り付けられたノズルに空気を送り、切断面の切子を吹き飛ばす感じです。

ですが、風量は当然アームの速度に依存するので、速度が遅いとあまり空気が出ません。
なんでかんでいっても、集塵機は必須かなと思います。

まとめ

以上、マキタ製の電動糸ノコ盤MSJ401のレビューでした。

君も、欲しくならないか?☆

いやまぁ、うん、ならんか?

まぁ実際手動の糸鋸でも十分に加工は可能なので、贅沢品かなぁ~とは思います。

ただ加工頻度が高かったり、時間短縮を考えている人には有用なツールかなと思います。

今回はロマン重視で買ってしまいましたが、真面目に購入を検討している人の参考になったら幸いです。

それでは、また。

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