前回の続きです。
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【ドライブ】日足トンネル迂回ルート 長い長い峠道の現在-旧国道122号をドライブする(1/2)
今回は栃木県の日光・足尾付近にあるとても長いトンネル、日足トンネルを迂回する旧国道をドライブしてきました。 多分数十年後には車で入れなくなくなっちゃいそうだな~という雰囲気(劣化具合)だったので、記録 ...
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日光側→足尾方面へドライブ
このあたりは近くに有名ないろは坂という道がありますが、この道もなかなかのものです。
今の設計ではおおよそないであろう、旧道特有のRのきついカーブが続きます。
冗談抜きで滑ると成仏するのでスピードの出しすぎには注意です。
10分ほど走ったところで少し開けたところに出ます。
木が密集していないところの道路は比較的状態が良いす。
山側の道路は下からは木の根が隆起してダメージを与えているらしき個所がちょいちょいあったのですが、正直走っている分にはそこまででこぼこした感じはありませんでした。
上からは落石や葉っぱが積もって汚れを蓄積していくので、一見すごく傷んでいるように見えるのかも知れません。
道を走っていると、所々に「カーブ○○」という看板が見えます。
一応ハイキングコースでもあるらしいので、どの地点なのか目印として置いているみたいです。
道路の下側の斜面から生えている木の枝は、どうしても道路面から近い位置になってしまいます。
高さのある車は要注意です。
この時点でのマップを確認してみると以下の位置になっています。
ぜ、全然進んでねぇ・・・・
もう少し進むとかなり開けた場所に出ます。
このあたりは木材として伐採を行っている場所らしいです。
切り倒した面が比較的新しく、植林の後もありました。
林業の方は案外頻繁に入ってくるのかもしれません。
伐採を行っている地点には水準点の看板がありました。
水準点のがあるということは、この旧国道は今も”主要な道路”としての存在を強く主張しているのかもしれない・・・・
このあたりは山頂が近く標高が高いので、所々雲が山の中に埋まっています。
真っ赤な火の用心の布看板。最近つけられたのか、かなりぴかぴかでした。
もうすぐ山頂です。落ち葉が・・・・
だんだん人界から遠くなっている気がします。
帰れるだろうか・・・
山頂直前に看板がありました。
茶ノ木平という、ハイキングコース、展望地につながっているようです。
ロープウェイなどが運航しているところもあるとか・・・・
こちらは前日光高原への案内看板。
山頂付近から登山道開始?という感じがしましたが、こういうケースもあるんですね。
そして山頂。
細尾と足尾の中間地点です。
山頂は意識が気が結構いっぱいありました。城でもあったのかな・・・・
日光方面、いままで通ってきた道を振り返ってみるとこんな感じ。
う~ん、やっぱり城でもあったんじゃないだろうか・・・
残りの道を進んでいきます。
足尾側はやたらと幅の広い道があります。4車線くらいある広さです。
ハイキングコースが近くにあるので路駐前提の設計なのかもしれません。
街にいるといまだに暑くて秋の訪れ、なんてものは微塵も感じませんが、涼しい山奥は少しずつ秋に入りつつある模様。
トンボがいました。
人間を見たことがないのか、普通につかめました・・・・・
木が覆いかぶさる道を、ひたすら下っていきます。
ダウンヒルはちょっと慎重になりますね・・・
山頂付近から流れてきた小枝の流木が、低い方に流れ着いています。
踏まないように注意が必要です。
う~む、すごい気持ちい・・・涼しいぜ・・・・・
この辺は走り屋がすきそうだな・・・とか思ったんですが、車高が低い車はバンパーがもげるんじゃないかというくらい傾斜がついているので、さすがに一台もいませんでした。
少し開けたところから、奥日光の山脈が見渡せます。
いいね・・・・・
少し下ってくると道路に干渉してくる枝が増えてきます。
通れないところはよけながら進んでいきます。
たまに道路が陥没しているので、はまらないよう要注意です。
(携帯の電波が通じないので、何かあると面倒です。)
川の音が聞こえます。
う~む・・・・・なかなか素直には抜けさせてくれません・・・・
このあたりは長さ3メートル程度の小さな橋がたくさんあります。
例のごとく苔むしていて、なんか終末感があります。
橋の名前は・・・・読めん。
所々川が流れていますが、さすがに山頂付近とあってとても澄んだ水が流れています。
人間がいない方が、自然は輝けるんだろうね・・・・・
この赤なんとか橋が最後の橋になります。
ここを抜けると出口、足尾側からの入り口になります。
この看板が出口の目印です。
振り返ってみるとこんな感じ。
足尾側にも日興側にあるものと同じ看板があります。
位置はGoogleマップ上で以下になります。
いやぁ~長かった・・・・
メインの国道に出る前に、すこし開けた駐車場のようなスペースがあります。
通ってみたい場合はここに車を止めて、少し様子見してみるのも良いかもしれません。
今来た道を振り返ってみるとこんな感じです。
対向車は1台もいませんでした。
日光トンネル側の分岐を左折し、人間たちの住む世界に戻りましょう。
トンネルを抜けてきた人と目が合ったんですが、「え・・・?は?え?」みたいな顔してました。
まぁ、うん、そうなるわな。
まとめ
以上、日足トンネル迂回ルート 旧国道122号「長い長い峠道」でした。
時間はかかりますが、とても涼しいきれいな道でした。
道路状況的に車で通れるのはあと20年くらいかな~という印象です。
人通りは林業の方ぐらいだと思われるので、ハイキングコースの利用者がどれくらいいるか次第かな~とも思います。
今回台風の時に行ったので少し路面があれていましたが、晴れているときに行ったらまた違った気持ちよさがあるかな~と思います。
車の車高と移動時間に余裕があれば、寄り道してみるのも良いかもしれません。
それでは、また。