手元の道具を見てみると・・・
以外にちゃんとしたドライバーがなかったんですよね・・・
ということで、今回はちゃんと骨のあるドライバーを買いました。
今回購入した商品
今回購入した商品は以下になります。
画像はPLPGD7になっていますが、今回購入したのはPLPGD6、長物タイプの6本セットになります。
ドライバーのメーカーは様々ですが、TONE、VESSEL、KTCあたりが有名どころかな~と思います。
特に理由はないですが、今回は最もスタンダードな形状のTONE製を選んでみました。
開封
早速開けていきます。
パッケージは下記の通り、「TONE」というマークが大量に記載された箱でした。

いかにも工具の箱という感じ。余計なラベルやパッケージはありません。

中はこんな感じでした。
写真は立てていますが、届いた時点で全部ひっくり返っていました。
固定具などはないので当たり前と言えば当たり前ですね。。。

きれいに並べ直してみると以下のような感じです。
商品画像の通り、といった質感です。
黒色のトレーは指で押せば曲がりますが、工具箱などにセットして使えるぐらいには強度があります。
捨てずに利用しても良いかもしれません。

それでは、一本一本見ていきたいと思います。
まずは1本目、でかいマイナスドライバーからです。
もった瞬間、めっちゃずっしりしてるな~という感覚があります。
重すぎるほどではないです。

ラバーはドライバーのグリップ全体を覆うような形状で、ナイフなどで切り込みを入れない限りは簡単にはがれることはなさそうです。
刻印はグリップ部分のプラスチックと一体成型されています。
黒色のラバー部分から飛び出してはいないので、回すときに気になることはないかな~と思います。

柄の後端部分はこのようになっています。
個のドライバーは「貫通ドライバー」に分類されるため、先端のドライバーの部分から柄の後端部分までが1つの金属の棒になっています。
このため、さびで頭が埋まっているようなねじに対し、後ろからハンマーでたたいて埋め込ませ、回す。みたいなことができます。
樹脂柄に金属棒を埋め込ませたタイプと比べ、全体的にお金のかかった作りになっている印象を受けます。
実際、材料コストは高いと思います。

ドライバーの根元部分には、ドライバーの金属棒よりも一回り大きい六角の金属部品が取り付けられています。
これにより、六角レンチやスパナなどを取り付けて、確実な締め付け作業を行うことができます。
まぁ、個人的にはここまでの作業はしないともいますが・・・

ドライバーの金属の仕上げは下記の通り。
若干つや消し加工されたような鈍い光り方をしています。結構高級感はあるな~と感じます。
型番は「PGMD-150」になります。150は先端の金属棒の長さを示しています。
この深さぐらいの穴なら作業可能です。

前半の「1.2 × 8.0」は、ドライバーの規格を示しています。
ただこの規格数値、メーカーによって「先端厚さ×軸径」だったり、「先端厚さ×刃幅」だったりと、マチマチなようです。
規格は統一されているんですが、表記が若干いろいろある模様。
今回紹介しているTONE製のドライバーに関しては、「先端の歯の厚さ×マイナスの先端の幅」になっています。
先端の仕上げはほかの部分と同様、つや消し加工のような仕上げがされています。

続いて2本目。
形状はほぼ変わりません。全体的に二回りぐらい小さくなったような印象です。

こちらも同様に刻印が入っています。いい感じ。

あんまり変わらないのでもう1サイズ小さいやつも見てみます。
こちらも形状は同じです。
ドライバー自体の太さによって、柄の部分も細くなっています。

先端形状や加工の仕方は太さに寄らず同じです。

続いてプラスドライバー。
こちらも一番大きいサイズはかなりのずっしり感。

こちらも柄の後端には丸い金属の皿があります。

柄の部分の刻印やラバーの形状はマイナスドライバーと同じです。

刻印は下記の通り。
先ほどまでのマイナスドライバーとは別の規格が使用されており、「No.3」と記載されています。
これは先端のプラス部分の各辺の厚みが、1mmであることを表しています。
ビスに彫られている十字の溝が、1mm以上あるタイプのものに使える、といった感じです。

先端形状は以下のようになっています。
頭は若干つぶされたような形状で、一番細い部分でもそれなりの厚みがあります。
ほんとにでっかいネジ用、といった印象です。


先端の角度は以下のようになっています。
だいたい35度くらいな気がします。
手元にあるねじで試してみた感じ、ねじへの噛み具合はいい感じです。
よく使うねじが決まっている人は、実際にホームセンターなどで見てみるのが一番かなと思います。

続いて1サイズ下のもの。
こちらも形状は同じです。

先端形状はほぼ同一、若干軸方向に伸びていますが、先端の角度や加工は同じです。


最後に1番小さいモデルです。
こちらは「No.1」、1番の規格なので、先端の厚みが0.7mmになっています。
精密ドライバー、とは言えませんが、日常生活で目にする小径のねじなら大抵これで済むかな~と思います。

先端形状はこちらも同一です。


まとめ
今回はちゃんとしたドライバーをそろえるべく、TONE製の貫通ドライバーセットを購入してみました。
実際見たり使ったりしてみましたが、やっぱりつくりは良いです。
形状はスタンダードな丸棒タイプで真新しい感じはないですが、いつも使用しているドライバーと変わりなく使えるかなと思います。

個人的に、超ハードな使い方はしないかな~と思いますが、10年後ぐらいに耐久性のチェックと題して、またレビューしたいなと思います。
それでは、またなんか買ったらレビューします。