今回は草刈り機を購入したのでレビューします。
雑草共を蹴散らすッ!!!!
エンジンには2stと4stがある
今回購入した草刈り機は、4ストローク式のエンジンです。
4ストロークととわざわざ書いているということは、他のストロークも当然存在します。
4ストロークエンジンは吸入、圧縮、燃焼、排気の4サイクルで動作します。
現代社の車のエンジンはほとんどが4ストロークエンジンです。
対する2ストロークエンジンはこの4サイクルを2つずつ同時に行います。
モトクロスバイクなどでベリベリィ~~~みたいな高音がなるバイクは、2ストロークであることが多いです。
出力が同じサイズの4ストロークエンジンに比べて大きいという大きなメリットがある反面、音が大きい、燃料がオイルとガソリンの混合油でなければならない、ガソリンを入れたまま放置するとエンジンがかからなくなることが多い。。。といったデメリットが存在します。
今回は長時間作業するので音が小さいほうがいい & あまりメンテナンスを頻繁に行いたくないので4ストを選択しました。
購入したのはホンダの4st、25ccモデルです。
開封!
まずは外箱から。
今回Amazonで購入しましたが、佐川急便の方が運んでくれました。
長さは2mぐらいあります。

箱の外には「お客様登録カード」なるものが入っていると記載があります。
製品登録関連はネット購入でもちゃんと使えるようです。

型番名はUMK425、箱の下部には「MADE IN JAPAN」の記載があります。
小物や家電だとほぼすべて中華製品ですが、エンジンはまだまだ日本製もあるようです。

箱の外側には「試運転済み」と記載のある紙が貼られていました。
さすがにエンジンともなると、全数検査を実施しているようです。

仕様前の注意書きには、エンジンオイルが入っていると記載があります。
試運転時に入れてくれるようです。
レビューにもありましたが、ガソリン臭い、オイルが入っているとクレームをいれる客が?いるようです。
全数検査されているだけ安心だと思うんですけどね・・・・

箱には以下のように収納されていました。
付属品類はバッグに入れてまとめられています。

付属品のチェック
最初に付属品のチェックを行っていきます。
付属品は赤色の袋にまとめて入っていました。

内容物は全部で8つ入っていました。
・飛散物防止カバー(草刈り機の先端に付けるやつ)
・肩掛けバンド
・ハンドル(片方)
・ブレードカバー(画像中央、黒いプラスチック)
・チップソー
・刃物交換道具セット
・取扱説明書
・保護メガネ

ハンドルは梱包の都合上、片方だけ取り外されていました。
工具セットには鱧の取り付け用のナットを緩めるレンチ、レンチを回すための金属棒、スパナ、ハンドル取り付け用の六角レンチが入っていました。

チップソーは SANYO-METALという会社の230mmのものが入っていました。
これも日本製のようです。

ブレードカバーは刃物の回転方向に合わせて非対称な形状に作られたものが入っていました。
ちょっとサイズが大きすぎる感があります。

肩掛けバンドはたすき掛けタイプではなく、がっつりリュックサックのようにしょって固定するタイプのものがついていました。
腰の部分にはエンジンが当たってもいいようにパッドがついています。

割と良さげです。

草刈り機本体を見ていく
続いて草刈り機本体を見ていきます。
本体はエンジン、ドライブシャフト、ハンドルからなります。
ハンドルはエンジン側も取り外されていました。

エンジンカバーはやや深みのある赤です。
ホンダの赤いいよね。

側面のカバーは黒色です。
スタートスイッチにつながる電線が出ています。
エンジン上部はボルトの一本止めでした。
4サイクルは2サイクルよりも構造が複雑なので、サイズアップするのかな~となんとく予想していましたが、かなりコンパクトです。

エンジン背面も見ていきます。
左側には細かい部品が集中しています。
キャブレター、チョーク、スパークプラグ類が黒いカバーの下にまとめられています。
画像右側は小さくてわかりずらいですが、マフラーです。
右下にあるのはオイルの注入口です。内容量確認しましたが、注意書きの通り、規定量入っていました。
正面のGXと書かれている部品は、紐を引くタイプのスターターです。
左下にあるのはガソリンの注入口になります。

続いて側面を見ていきます。
右側面はシンプルで、マフラーが突き出しているのみです。
下側の白い部品はガソリンタンクで、一般的な草刈り機動揺、エンジン下部に回り込むように配置されています。

エンジン右側は細かいパーツ類が多いですが、くろいカバーに覆われているので引っかかったりすることはなさそうです。
画像左下を見るとわかりますが、出力軸周りの灰色のカバーは少し大きめに作られているため、草刈り機を置いた際にガソリンタンクが直接地面に振れることはありません。

正面方向は以下のような感じです。
全体的にきれいにまとまっていると思います。
エンジン下側は特に何もありませんでした。

アクセルの確認
続いてアクセルを確認していきます。
今回購入した草刈り機にはトリガタイプのアクセルがついていました。
サイズは結構大きめです。
トリガプルはかなり軽いです。

正面方向には黒いつまみがあり、このつまみを回すことでトリガの引き量と実際のスロットルの引き量に差を持たせることができます。


もともと引きっぱなしで使用することを想定されているのか、最大引き量を制限できるような作りになっていました。
手元にはエンジン停止と運転を切り替えるスイッチが取り付けられています。
上が停止、下が運転状態です。


先端パーツの確認
つづいて刃物取り付け部分の構造を見ていきます。

先端は一般的なベベルギヤタイプだと思われます。
右側面から見ると、一部小さなな穴が回転軸と平行に設けられていることがわかります。
刃物取り付け時はナットを回すとブレードも回転してしまうため、ここに棒や付属の六角レンチを差し込んで回らないようにします。

先端部分はお椀の形のナットカバーが取り付いていました。

ブレードカバーの取り付け
続いてブレードカバーを取り付けます。
取り付けには付属の金属パーツ2つを使用します。

草刈り機のドライブシャフトを、上側は大きい金属プレート、下側は小さい金属プレートで挟み込むように取り付けます。
その後、下側から赤いカバーを取り付けます。
草刈り機先端部分に丸い突起があるため、こことかみ合うように取り付けます。

ナットはあらかじめ付属しているため、別途用意する必要はありません。

締め付けは付属のスパナで行えます。
閉めすぎるとカバーの埋め込みナットが破損するので注意が必要です。

取り付け後、正面から見ると下記のようになりました。
回転方向都合で、飛散しやすい方向にカバーが長くなっています。

ただね、、、これ正直でかすぎるんですよ。
Amazonのレビューでも散見されましたが、大きすぎて作業がしずらいです。
とくにワイヤタイプの回転刃を取り付けると、ワイヤがかばーにあたってしまってまともに作業ができません。
もうちょいサイズ落とせないかな~と思ったり思わなかったり・・・・
(多分これ以上小さくするとあんまり飛散防止機能がなくなりそう・・・)
チップソーの取り付け
つづいて付属のブレードを取り付けてきます。
今回のブレード系は230mmです。
回転方向を誤るとしっかり切ることができないため、シールがあるほうが正面になるように取り付けを行います。
取り付けの際は、先端のナットを緩めます。
今回の草刈り機は、下を正面としてみると、ブレードが右回転します。このため負荷軸はつねに左回転の反力を受けます。
使用時に緩むことがないよう、ナットは逆ねじ(右回転でゆるむ)になっているので注意が必要です。

ブレードが緩んだら、下側を確認します。上側のカップリングを外して下記の図の状態になったら、取り付け準備OKです。

締め付けの際は、しっかり固定できるように画像下記の穴に付属の六角レンチを差し込み、負荷軸をある程度回してスポっとはめます。

ブレードの穴はちょうど外周の円形の突起とかみ合うようになっているので、ブレードの位置は微調整不要です。
はめ込んだら最初に外した円錐状のカップリング、お椀状のカバー、ナット、の順で取り付けて、作業完了です。

全体をみてみると下記のようになりました。
やっぱりカバーが大きいです。。。。

ハンドルの取り付け
最後にハンドルを取り付けます。
ハンドル取り付け部分は下記のようになっており、取り外された2つの分割ハンドルを差し込むだけでOKです。

内部にはストッパーが設けられているため、とまるまで差し込んで付属のレンチでナットをしめれば固定完了です。
使用感ざっくりレビュー
パワー感
パワー感については申し分ないです。
一般的な遠心クラッチ方式のエンジンの粘り感、といったところです。
230mmのブレードなら、枯れた草や直径1cmぐらいの笹であれば問題なく切断していけます。
始動性はかなり良く、エンジンかけ始めの10秒程度の暖気が終われば、肩から下げたまま手持ち状態でスタートできるぐらいでした。
騒音に関しては4ストらしい太めの低温なので、特段耳が痛くなることもないですが、イヤーマフはしておいたほうが良いかな~ぐらいの感触でした。
あとは耐久性次第ですね。
ケーブルタイプのブレードの使用感
ついでなので、ケーブルタイプのブレードも試してみました。
購入したのはTAKAGI製の仮払い機用ナイロンコードカッターです。
取り付けは特に不都合もなく、市販さ入れているものをそのまま使用することができます。
一般的にチップソーよりもコード式のほうがエンジン負荷が重く、トルクがないと回転数が上がらず、自動繰り出しが着ないそうです。

今回は大きめのリールにこちらの草刈りコードを取り付けました。


実際に数時間使用してみましたが、特に問題なくワイヤの自動繰り出しが動作しました。
いちおうワイヤ式は25ccより出力が大きいものに推奨されるようですが、特にパワー不足感は感じませんでした。
さすがにチップソーに比べると、それなりに回転数は落ちます。
燃費
特にメータがないので山勘ですが、ほぼ全開でやく3時間程度でした。
悪くない持ちかと思います。
オーバーヒート等もありませんでしたので、つぎ足しながらかなり長い時間使えそうです。
ただし注意点として、ガソリンタンクが傾きすぎていると燃料が残っていても吸えなくなって勝手に停止します。
極端に傾けた状態を継続する際は注意が必要です。
まとめ
今回はホンダ製の4st草刈り機を購入しました。
結論、良い。
素人目にはどれも同じに見えてしまうので、知名度で選びましたが、ディスクもワイヤ式も問題なく出力が出ます。
価格も4万店程度と程よい範囲でした。
あとは耐久性次第、ですねぇ。。。
追ってレビューしたいと思います。
またか購入したらレビューします。
それでは、また。

