今回は栃木県の日光・足尾付近にあるとても長いトンネル、日足トンネルを迂回する旧国道をドライブしてきました。
多分数十年後には車で入れなくなくなっちゃいそうだな~という雰囲気(劣化具合)だったので、記録として残しておこうと思います。
画像が多すぎてページが重くなるので2記事に分けます。
日足トンネル迂回ルートの旧国道122号の場所と入り口
日光・足尾を行き来する際は日足トンネルと呼ばれる長いトンネルを通って行き来しますが、旧国道として昔からある道も残っています。
入り口は日光側、足尾側、中腹と全部で3か所あり、現在はまだ車で入ることが可能です。
以下は日光側からの入り口です。
雨の後だったので葉っぱが散らばっています。
長い長い峠道・・・・・
筆で書かれたような筆跡が何ともいい感じ。
日興側の入り口は小さな橋から始まります。
左沢橋、というらしい。右沢橋もあるのかな・・・・・
橋の下には小さな沢がありました。
うん、なんだろう・・・・すごいスタジオジブリ感・・・・
あちこち苔むして緑が美しいぜ・・・・
位置的は以下マップのあたりです。
中禅寺湖の手前です。
日足トンネルが赤の点線で示された位置にありますが、トンネルに入る前の最後の信号を分岐するとこちら側に入れます。
日光側→足尾方面へドライブ
道路状況などを撮影しきたので、写真を並べていきます。
左沢橋を渡るまでは民家の並びが連なっており、「結構人いるじゃん~」ともうのですが、この入り口の橋を抜けると一気に森になります。
今は2024年の8月ですが、標高がそこそこ高いのでとても涼しいです。
道幅は車が2台すれ違えるくらいには広いです。ハイエース2台がすれ違うのはギリギリかな~という具合です。
上や下を見るとガードレールが見えますが、近くを通っている道、ではなくこれから通る道です。
峠道極まれり・・・といった塩梅です。
かなり背の高い木が多く、なんだか違う世界を走っている感じがします。
基本的に鬱蒼とした森が続くのですが、道に入ってから5分ほどで明かる場所に出ます。
ここが日足トンネル前の最後の分岐になります。
googleマップを確認すると、メインの国道と旧国道が交差している場所が二か所あります。
日足トンネルに近い方が今回の場所です。
中腹には看板があり、足音細尾までの距離を示した看板があります。
国道側を見るとこんな感じ。
まぁ、上がってくる人は・・・・いないね。。。。
少し車を止めてあたりを見渡してみると、今まで通ってきた道が見えます。
針葉樹ばかりの森ではないので、いろいろ見ていて面白いです。
入り口には一応ゲートがあり、今回は解放されていました。
ただまぁ、、、閉まることあるのか・・・・という感じです。
こういう朽ちてゆく雰囲気は嫌いではない。
ちなみにですが、さすがに田舎の山道なので虫がいます。
アブがブンブン飛んでいるので苦手な人は注意。
蜂みたいな音がしたり、刺してきたりはしないので大丈夫です。
2つ目の橋です。
下に国道が見えます。
橋を抜け、足尾方面へと足を踏み入れていきます。
ここからは長いです。
先ほどの分岐まではそこそこきれいな道が続いていましたが、ここからの道は劣化が進んでいる印象でした。
ひび割れだったりガードレールが傾いていたりします。
山の斜面が崖ではなくなだらかな丘になっているので落石の危険などはないですが、小石や雨で流れてきた葉っぱの塊がゴロゴロと転がっています。
かなり森が深く、上からの光が入ってきていません。
もう少し日が高かったらよかったかな・・・・
下の方に川が流れているらしく、所々で水の流れている音がします。
ここまで対向車は1台もいませんでしたが、かつてここがメインの通りとして栄えていたとおもうとなんだか感慨深いですね・・・
いまは虫と川と風の音だけが響きます。
かなり急なカーブが多いので自然とスピードが落ちると思いますが、ゆっくり走った方が無難です。
長さ1メートル、子供の足ぐらいの太さの枝が転がっていたりします。
途中石垣が続いている場所があったのですが、昔何か建造物があったのかもしれません。
土砂が流れるのを防止するのにこんなめんどくさい石垣は作らないような・・・・
所々日が差していて、緑を明るく照らしていました。
風が冷たくてとても快適・・・・・
最近30~40度の気温が当たり前になりつつありますが、異常ですね・・・・
自分が小学校の頃は40度は中東の気温だと習っていた気がするんですが・・・・
標高の高い山奥が、案外人類最後のフロンティアなのかもしれない・・・・
まとめ
1ページの画像掲載量がいっぱいなので前半はここまでです。
後半は以下の記事に続きます。
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【ドライブ】日足トンネル迂回ルート 長い長い峠道の現在-旧国道122号をドライブする(2/2)
前回の続きです。 日光側→足尾方面へドライブ このあたりは近くに有名ないろは坂という道がありますが、この道もなかなかのものです。 今の設計ではおおよそないであろう、旧道特有のRのきついカーブが続きます ...
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