自作・改造

【自作】素人がガレージをDIYで自作する -コンクリート打設編-

最近ガレージが欲しくなったので、田舎の中古物件を購入して改築を始めました。

今回は初回、コンクリートを素人がDIYで打設する際の流れを全部書き出したいと思います。

前置き:現状のガラクタ倉庫

今回はガレージ作成の初回、コンクリートの土間打ち作業をレビューしていきます。

ガレージといっても、購入直後は下記のような有様。。。
ゴミ置き場になっていました。

草、というか、木です。なんやこれ…

地面もだいぶぐちゃぐちゃです。

窓枠にも木の根が入ってました。

グラインダの刃がなくなるほど穴をあけまくって木の根を除去しました。。。。
めちゃくちゃ大変だった。。。

前のオーナーさんも特に手を入れていなかったそうで、土間のままだし不要物が散乱してる上に木が生えてたりします・・・
このままだと屋外とほぼ変わらないので、車いじりや洗車をするには厳しい環境です。

屋内扱いで税金払ってるのでちゃんと有効活用したい、という思いもあります。
まずは下から、地道に地面から仕上げていきたいと思います。

目次

今回の目次です。

すでにネットに腐るほど情報があるので今更感がありますが、令和最新版ということでコンクリートの土間打ちの手順、感想をざっとまとめてみたいと思います。

見出しは下記です。

・コンクリートの土間打ちとは?
・コンクリートの土間打ちを素人がやってみた感想
・必要な道具
・必要な材料(コンクリート)
・必要な材料(その他)
・コンクリートの打設手順(素人がやる場合のコツなど)
・実際の打設の様子
・打設後2週間~1か月程度
・まとめ

一部でも参考になるところがあれば幸いです。

コンクリートの土間打ちとは?

コンクリートの“土間打ち”とは何かについてですが、

土などの地面の上にコンクリートを敷く作業のことです。

なんで「敷く」と言わずに「打つ」「打設する」と表現するのか、についてですが、
昔は粘性が低く、たたいたり棒で突いたりして密着、ならし作業をしていたそうです。この辺の作業の名残が「打設」という言葉につながっているそうです。(諸説あり)

コンクリート自体は現代建築の産物のようなイメージがあったのですが、歴史は意外に古く、9,000年前ぐらいからあるらしいです。
(ローマのコロッセオとかもその1つらしい。)

コンクリートの土間打ちを素人がやってみた感想

全体の流れを説明する前に、70㎡程度を打設してみたうえでの素直な感想を言ってみたいと思います。

1つめ:体力がいる

コンクリートの土間打ち、かなりの肉体労働です。

作業が終わった後、体がバッキバキのバキになります。

1度始めると硬化が始まってしまうため、時間との勝負になります。休む暇もあまりないです。(できてもせいぜい20~30分程度です。)
DIY好きなので楽しいには楽しいのですが、それに負けず劣らずなぐらい、キツいなぁ~と感じます。

2~3㎡程度であればそれほど大変ではないと思いますが、ガレージを作るレベルの数十㎡の打設をしようと考えている場合は覚悟しておきましょう。

私の場合、普段はデスクワークでパソコン作業をしていることが多いので、圧倒的に体力不足。。。
ジムに行って体力対策を始めました・・・

2つめ:誰でもできるが美しく仕上げるのは難易度が高い

コンクリートの打設ですが、作業としては練って型枠に流し込んで放置するだけです。

正直なところ、やる気があればだれでもできるレベルの作業です。

ただし、職人や住宅業者が作る駐車場や家の基礎のように、美しく打設するのはかなり難しいです。

今回の場合、きれいに打設できたところは下記のようにそこそこ見栄えが良いです。

ただしちょっとコテの扱いを間違えたりすると、下記のように表面にスジが残ってしまったりします。

ちょっとした配合の違いで変わる色、打設範囲内の高さが均一になっているかの確認を目で行うしかない、硬化の途中経過で水が出てカサが減るので高さをそろえるのが難しい、そもそも金鏝の扱いが難しい、などなど、理由はいろいろあります。

左官屋さんの偉大さを知れます。。。。

3つめ:DIYでのコストパフォーマンスは高い

最低限の道具をそろえてDIYする場合、材料費だけを考えると業者に依頼するよりも圧倒的に安いです。

かなり職人技になる仕事だからか、手間賃がメインなのかな~などと思ったり。
材料費だけで考えるなら、依頼して工事をしてもらうよりもかなり安く済みます。

ただし、作業効率化のために道具をそろえたり、仕上がりを均一に美しくするとなると、業者が圧倒的に安いと思います。

コンクリートを打設するのに最低限必要なのは、コンクリートの材料とスコップ、型枠に使う木の板だけです。これだけの材料の価格と、業者に工事を依頼する価格を天秤にかければ、正直比べるまでもないです。

ですが、時間を節約していこうと思うと、それなりに必要な道具が増えていきます。

コテ、転圧装置、水平を出すための墨出し器、コンクリートミキサなど、これらを買っていると、今後も継続的に使うかわからない道具に数万~数十万円かかってきます。

どれもアイデア次第で道具なしでも解決できますが、ない場合はそれだけ時間と体力を消費することになります。

仕上がりの品質については、慣れてくればそこそこのクオリティを再現できるようになりますが、やはりプロのようにはいかないです。
素人が均一な品質、完璧な水平出しを行いながら施工するのは至難の業です。

複数人で取り組めば多少改善が見込めるかもしれませんが、玄人集団の左官屋さんの仕事と素人の一発仕事では仕上がりの美しさに雲泥の差があります。

基本的に固まってしまうと石になるので、修復や修正が困難はできません。ただ単に価格の安さだけを見てDIYにチャレンジするのはリスクがあると思います。

ある程度、仕上がりのクオリティが下がることを許容できる人、自分で作ってみたいという思いがある方にはおすすめです。

以上、感想でした。

必要な道具(ないと話にならない系の道具)

次は必要な道具についてまとめていきます。
私見でティアもつけてみました。

購入したもののリンクを掲載します。

①【Tier1】スコップ 先丸(3000円~5000円程度)

主に砂利の運搬やコンクリートの移動に使います。
左記が丸いほうが刺さりやすいので、少ない力で済みます。 

②【Tier1】スコップ 先が平たいやつ(3000~5000円程度)

主にコンクリートの運搬、コンクリート表面を均す際に表面の砂利を沈めるために使います。

コンクリートは砂利や砂、セメントの混合物です。表面をコテなどで均す場合、表面に砂利が浮き出ているとうまく均すことができません。このため、コンクリートを型枠に入れたと、スコップで上からザクザクたたいて砂利を少し沈めます。

③【Tier1】トロ船(2000円~10000円)

コンクリートの材料であるセメント、砂、砂利、水を混ぜ合わせるための箱です。
コンクリートミキサーを使わず、いわゆる「手練り」をする場合に必要になります。

数㎡程度を手練りのコンクリートで打設する場合には、これで十分かとおもいます。
混ぜる場合はスコップでかき混ぜる必要があります。

④【Tier1】荒仕上げ用 コテ(1,000円~5,000円)

通常のならし作業を行うためのコテです。
いくつか種類があります。

基本的に裏面に一切くぼみがない金属製のものは仕上げに、プラ製でサイズが大きく、裏面にくぼみなどがあるものは荒仕上に使われる傾向にあるようです。

今回は下記のものを使ってみましたが、結構ならしがやりやすかったです。(裏面の溝に効果があるのかも)

⑤【Tier2】仕上げ用金属コテ (1,000円~10,000円)

続いて仕上げ用鏝です。
荒仕上げ用の鏝では大体平らにはなるものの、表面がツルツルになりません。

金鏝を使うと、ツルツルにできます。

道路面引き鏝は、コンクリート打設面の角を45度で落とすために使います。
コンクリートの打設面の角が欠けないように、あらかじめ角度をつける場合に使用します。

たしかに効果はありますが、大体どのサイトでも値段が高めです。
必要に応じて買う/買わない決めたほうがいいかも。

金属鏝ですが、表面張力でコテがコンクリートに引っ付いてしまうため、結構扱いが難しいです。
逆に言うと自分の腕さえあればかなりプロっぽい仕上げができます。

④のならし用のコテの場合、表面がツルツルにはならないのですが、その分コテを動かした際にできる細かい波模様ができません。

一件必須っぽいのですが、個人的に通常のならし用のコテのみで作業しても十分きれいに仕上がることが分かったため、Tier2にしました。

以上、①~⑤が個人的に必須かな~と感じたツールです。

必要な道具(あると効率アップ、ちょっと贅沢品)

以降はあると便利、大幅な時短につながる道具の紹介です。

基本的には値段が高いので、家が農作業などをしていてすでに機械がある、早く仕上げたい、他にも流用できる用途がある、といった場合以外は購入をお勧めしないです。

リース会社が提供しているケースもありますので、数日で作業を完了できるのであれば、レンタルをお勧めします。
(ただし工期が長くなると馬鹿にできない価格に膨れ上がってくるので注意。)

自分の場合、今後も継続的に使用したかったため、レンタルではなく購入にしました。(不要になったらヤフオクで売る予定。)

⑥【Tier2】コンクリートミキサー(30,000円~50,000円)

コンクリートを混ぜるために使います。役割は③のトロ船と同一ですが、こちらは材料を入れるだけで全自動で混ぜてくれます。
正直めちゃくちゃ作業が楽になるので、Tier1でも良いぐらい。

打設面積が小さい場合は完全に贅沢品になるのでいらないと思います。

Amazon曰く一か月に50~100?ぐらいは売れてるようなので、DIYerの中でもまぁまぁ需要があるのかもしれません。

⑦【Tier3】プレートコンパクター(レンタル1日3000円~5000円程度、購入の場合は50,000~100,000円)

コンクリートの土間打ちでは、土の地面に直接コンクリートを流し込むのではなく、砂利をいったん敷いて均した上に流し込むみます。

理由は所説あるようですが、打設したコンクリートがじわじわと沈んでいかないように、あらかじめ砂利を踏み固めるというのが種目的なようです。

この作業を行う機械が、プレートコンパクタになります。

手作業の場合、下記のようなタンパーを使う必要が出てきます。
これでもやれるにはやれますが、体力消費の激しい重めの作業なので注意です。

レンタルの相場は一日3000円程度が主流なようです。購入の場合は中古で3万円~10万円程度します。
(目利きに自信があれば、ヤフオク等でリセール前提で購入し、期限気にせず使うのもありかと思います。)

⑧【Tier3】ユンボ (レンタル1日5000円~8,000円程度、購入の場合は中古で300,000~1,000,000円)

地面の土を掘り下げる場合に使用します。

コンクリ打設をする場合、土の面を少し掘って掘り下げ、そこに砂利を敷いた後でコンクリートを敷くことが一般的なようです。

DIYを行っている先人の動画がたくさんありますが、ほとんどの動画で最初に地面を数センチ掘り下げる作業を行っていました。(表面を均す、打設した際に地面が高くなりすぎるのを防ぐ、コンクリートと土間の境目を平面より下げる、という目的があるようです。)

スコップでもできますが、面積が広いと大変なのでレンタルすることをお勧めします。

自分の場合、敷地内の開拓用に使う用途があったので購入しましたが、中古市場でも最低30万円ぐらいの価格帯でやり取りされています。
リセール前提としてもかなりの額なので、計画を立ててレンタルで終わらせるのが良いと思います。

⑨【Tier3】レーザー墨出し器(レンタル1日2000円~、購入の場合は20,000円~100,000円)

コンクリートの打設基準になる水平だしを行うために使います。

杭と水糸を蜘蛛の巣のように配置して水平だしする方法もありますが、作業エリアに何も置く必要がないレーザーのほうが楽な気がします。

⑩【Tier3】墨打ち器(2,000円~5,000円)

レーザー墨出し器で出した水平線を基準として、型枠などに水平線を描画するために使います。
(レーザー墨出し器は打設前の水平だしの時にのみ使用します。作業中は使えないので型枠に基準線を残しておきます。)

型枠とコンクリートの仕上げ面をツライチにするなら墨打ち器は不要です。(その場合型枠を水平に配置する必要があります。)

型枠よりもコンクリートの仕上げ面を下げる場合はほぼ必須になると思います。

以上、あると便利な道具の紹介でした。

作業をスムーズに、短時間で進めようとすると、それなりに道具をそろえる必要があり、お金もかかります。
(たまに広範囲を人力かつ、手練りでやり切ってしまう方もいるようですが、アレはバケモノです。)

私の場合、コンクリ打設以外の作業でも使える、という理由でいろいろ購入しましたが、コンクリ打設以外に道具の使い道がない場合はレンタルを推奨します。

必要な材料(コンクリート材料)

続いて、コンクリートを打設するために必要な材料を紹介していきます。

コンクリートについて初めて知る人もいるかもしれないので少し補足すると、

「コンクリート = セメント + 砂 + 砂利 + 水」です。

最近は物価高の影響もあってか、Youtubeの動画で目にする価格より1~2割程度高くなっている印象でした。
見積もりをする際はホームセンターなどに足を運んで実際の値段をチェックしてみましょう。

セメント(25kgあたり600~700円程度)

コンクリートを作るための一番重要な材料です。
ホームセンターなどで、「普通ポルトランドセメント」として1袋25kg程度で販売されています。

ネット通販で買おうとすると価格が2倍以上高くなることが多いため、必ず実店舗の販売価格と比較してから買いましょう!!!

セメント袋にもいくつか種類がありますが、基本的に混ぜ物なしのセメント単体のものを買えばOKです。

インスタントセメント、砂利や砂入りと書いてある商品は、あらかじめセメントと砂利と砂が混ざっており、水だけでコンクリートにできるタイプの商品です。
(楽ですが、セメントと砂と砂利を個別に買って作ったコンクリートの練り上げ量と比較すると、かなり割高です。)

砂(20kgあたり200~300円程度)

砂利とセメントのつなぎです。

砂利(20kgあたり200~300円程度)

コンクリートの骨材となります。一般的な住宅向けコンクリートだと、粒度は1㎝~4㎝程度のものが多いようです。

ホームセンターなどで購入する玉砂利などでもコンクリートを作ることはできます。
ただ体感では、異なる粒度が混じった「砕石」を使った時のほうがきれいに仕上げやすかったです。

▲画像左:天然砕石C40-0、画像右:リサイクル砕石RC40-0

砕石は個人売買に対応した造園業者や建築業者などから「C40-0」「RC40-0」などの型番で購入可能です。

C40は天然砕石、RC40は住宅の解体などで出たブロック塀や瓦などを再利用したリサイクル砕石です。
どっちも使ってみましたが、RCは解体した家の対象などにより?粒度や石の質感などにばらつきがある感じでした。

少し割高ですが、天然砕石のC40-0がおすすめです。

水

コンクリートの水和反応を起こすために使用します。

通常の水道水を使えば問題ありません。

必要な材料(コンクリート以外)

コンクリート打設を行う場合、コンクリートを流し込むための型枠等、いくつか準備物を買いそろえる必要があります。

そちらも軽く紹介していきます。

コンクリート底面に敷く砂利(砕石RC、C40-0)

コンクリートの底面に敷く砂利になります。(混ぜる用ではないです。)

基本的にコンクリートは土や草の上に直接は流しません。砂利を敷いて踏み固めたうえで流し込みます。

砂利の層の厚みを5㎝、コンクリートの厚みを10cm程度にするのが一般的なようです。
(車の乗り入れの有無など、用途によって厚みを変える必要があります。分厚いほど強度は高いです。)

ホームセンターにない場合、近所の造園業者などに確認してみましょう。

今回は近所の業者から3立米で27,000程度で購入できました。

一部のホームセンターでは砕石も扱っていますが、粒度を分けて袋詰めされているケースが多いようです。
粒度の異なるものを合わせて使うと転圧の効果が出るため、混ぜて使うといいかなと思います。

型枠用の針葉樹合板(1枚1,500~2,000円程度)

コンクリートを流し込む際の型枠として使用する板材です。

▲コメリ通販サイトより引用

片面がオレンジ色に塗装されているものの方が水に対して耐久性があるので、長く使えます。ただし少しだけ塗装なしのものよりも高いです。

私の場合、1年以内ですべての打設を完了させること、屋内であること、という条件下だったので、塗装がないものを型枠材に使いました。

最近は物価高の影響もあり、結構痛い出費です。。。

型枠固定用の杭(松材、ホワイトウッド材、1本300円~500円程度)

型枠材を立てるために使います。

型枠自体を外側からビス止めして固定する場合は不要ですが、何本かは手元に置いておくと安心だと思います。
(コンクリートを流し込むと重みで型枠がしなって曲がったりするときに、応急処置で矯正する用)

ワイヤーメッシュ

コンクリートの補強に使用します。

コンクリートの中間層あたりに配置し、金網で内側から固定することで荷重がかかったり、乾燥で伸び縮みしても割れないようにします。
(10cmのコンクリート打設をする場合、5cm程度浮かせて中間に配置します。)

▲コメリの通販サイトより引用

サイコロ状のコンクリート

ワイヤーメッシュを浮かせるために使います。

ワイヤーメッシュはコンクリートの底面ではなく、打設面の中間層に入れてやる必要があります。これを台にして配置します。
「サイコロ」「スペーサブロック」などの商品名で販売されています。

1コ30円くらいです。

▲DCM通販サイトより引用

コンクリートの打設の流れ

少し前置きが長くなってしまいましたが、実際の打設について紹介してきます。

コンクリートの打設は下記のような手順で行います。
それぞれで準備が必要なので、あらかじめ順番を把握しておくと楽です。

①打設面の土をさらって水平にする
②型枠を配置する
③打設面に砕石を敷く
④砕石を踏み固める
⑤水平だしをしてマーキングする
⑥ワイヤーメッシュを配置する
⑦コンクリートを混ぜて型枠内に流し込む
⑧コテで表面を仕上げる
⑨1週間~1か月程度乾燥するのを待つ
⑩型枠を取り外す
⑪仕上げ作業(お好み)

今回の打設で撮影した写真と合わせて紹介していきます。

①打設面の土をさらって水平にする

まずは土をさらって水平にしていきます。

今回は室内ということもありそこまで荒れてはいなかったため、ユンボで軽く均した後にプレートコンパクタで転圧作業を行いました。

この時点である程度水平にしておくと、型枠の配置や打設がスムーズに進みます。
結構しんどいですが丁寧目に調整しておくと後々楽です。

重機で作業を行う場合、地面下にある配管や電線を切断してしまわないように注意しましょう。

②型枠を配置する

次に型枠を配置していきます。

一般的にな針葉樹合板を、マルノコで縦に3分割していきます。今回は型枠の高さは30cm程度とかなり高めにしました。

地面に埋めて型枠を立てる方針で進めることにしました。
(※振り返ってみると、この方針は正直微妙だったと思います。砂利を敷いて転圧を行った後に型枠配置のほうが良いです。)

カットが終わったら、型枠を地面に並べていきます。

杭なしでもある程度型枠が自立するように、縦に溝を掘りました。

型枠配置の水平・垂直だしにはレーザー墨出し器を使いました。

レーザーを当てて直線が失われていないことを確認しながら、杭を追加して立てていきます。
枠は下記のように、2枚をセットで固定していきます。

2枚をセットで配置した理由ですが、取り外しをしやすくするためです。

今回は縦横が8m程度あり、2つの打設面の間に1枚板を入れてしまうと隙間が全くなく、まともに取り外しができなくなります。。。。
(Youtubeで何名か犠牲者を見かけました。。。。)

上記のように杭を間に入れて型枠を設置すれば、最後に杭を抜いて型枠を内側にたたくだけで簡単に外すことができます。

余談ですが、2~4万円程度で買えるレーザー墨出し器は屋内での使用が限界かな~と感じました。
室内であればはっきり見えますが、直射日光下ではあまり見えないです。

今回は室内、且つ夕方~夜に作業したのでよく見えました。

一個上の価格帯のレーザー墨出し器は昼間でもめちゃめちゃ見えるようですが、価格が20万円クラスなので買えないです。。。。

今回は70m3ほどの床面を4分割して打設することにしました。

厚みにもよりますが、手練りだと10~14㎡程度の打設が1日ソロで打設できる限界面積かなと感じました。
型枠配置時点で打設サイズが大きくなりすぎていないか気をつけましょう。

③打設面に砕石を敷く

次に打設面に砕石を敷いていきます。

②の型枠配置と③の砕石を敷く作業ですが、順序が逆でもOKです。
型枠を水平に配置し、コンクリートの仕上げ面を型枠とツライチにする場合は砕石を敷く➡型枠を置くという順序になることが多いようです。

今回は型枠を大きいままに、ある程度埋めて使いたかったので砕石を敷く前に配置しました。
(※上にも書きましたが、この方針は正直微妙だったと思います。砂利を敷いて転圧を行った後に型枠配置のほうが楽です。)

砕石は近所のホームセンターで取り扱いがなかったため、建設業者から購入しました。

ブルーシートを敷いてたんですが、全然乗りませんでした。。。

草や葉っぱが混じるとコンクリート打設中に引っかかって表面の仕上げの際にちまちま取り除く羽目になるので、屋外放置の場合はカバーをかけて保存しておいた方が絶対に良いです。

下に敷くシートは杭などを打ってずれないようにしておくと無難です。

砂利の運び込みですが、今回は下記のようなスロープを作りました。

型枠を先に配置したため、一輪車でそのまま乗り入れができないためです。

あとはひたすらに砕石を一輪車で運び込みます。

正直この作業が一番しんどかったです。
砕石を運び込んで転圧した後に、型枠を配置する方がずっと楽です。

④砕石を踏み固める

砕石の運び込みが完了したら、転圧作業を行っていきます。

ここでしっかり踏み固めないとコンクリート打設後にじわじわ下がって傾いたりしかねないので、入念に固めていきます。
今回はヤフオクで5万円で買った三笠産業のプレートコンパクタを使いました。

プレートコンパクタでの転圧作業は結構楽しいです。手作業ならおそらく地獄ですが。。。

砕石の粒度にもよりますが、かなりきれいに踏み固めることができます。
プレートコンパクタは押さなくても勝手に前に進んでいきます。型枠にあたって破壊してしまわないように注意しましょう。

⑤水平だしをしてマーキングする

続いてコンクリート打設の仕上げ高さを決めていきます。

今回はレーザー墨出し器で墨線を出し、墨打ち器で型枠内側に線を打ちました。

固まる前のコンクリートは灰色の泥なので、型枠につくと墨線が確認しずらくなってしまいます。

多少ダブってもいいので、複数回墨打ちして濃い目にマーキングしておくといいと思いました。

⑥ワイヤーメッシュを配置する

続いてコンクリートの補強に使うワイヤーメッシュを配置していきます。
グラインダで長さを合わせて切断し、内側に配置していきます。

2枚以上配置する場合、少し重ねたほうがいいのかな~と思って切らずに残しておきましたが、最終的に真ん中付近が3か所ぐらい重なって盛り上がりました・・・

コンクリート表面から出ることがなければ問題はないでしょう!

ワイヤーメッシュは金属のワイヤで結束するとなお良いらしいです。

正直コンクリートの中に埋めたら同じなんじゃないかと思いましたが、、、、一応全部やりました。(1面で4時間くらいかかりました。)

ワイヤーメッシュの配置が終わったら、サイコロを敷いて高さを上げます。

サイコロはホームセンターで1個30円程度で買えました。

野菜用の使い捨てプランターにモルタルを流し込めば大量に自作できそうだったので、次回以降は買わないかも・・・

サイコロを置くとワイヤーメッシュが宙に浮くため、サイコロのないところを踏むとメッシュが変形します。
が、職人さんもこれはある程度妥協しているらしく、絶対踏んではいけないもの、というわけでもないようです。

流し込む直前に浮かせたら良いのでは?と思うかもしれませんが、コンクリートは想像以上に重く固い泥なので一度流し込むとメッシュを上げることはほぼ不可能です。

踏んで変形するのが気になるようであれば、サイコロの数を増やして対応するのが良いと思います。

ここまででコンクリート打設の前準備は完了です。

⑦コンクリートを混ぜて型枠内に流し込む

続いて、コンクリートの打設作業に入っていきます。

今回は70㎡近い打設面積があるため、市販のミキサ、“コンクリ混ぜたろう”を使いました。

200時間ほど使ってみた感想ですが、そう簡単に壊れてしまうことはなさそうでした。

ただし、プロ向けというほどの耐久性はない感じで、時間経過でそれなりにガタが出てきます。
(角度調整部分のロックの遊びが大きくなりました。)

DIYユースならば、十分な品質かと思います。

コンクリートの配合について

コンクリートの配合ですが、個人的に下記比率での配合が一番しっくりきました。

・セメント:1(25kgの袋の1/3)
・砂:3(20kgの袋1つ)
・砂利(砕石):6(20kgの袋と同じ嵩のバケツ2杯)
・水:適量

上記はコンクリ混ぜたろうで1回に練り上げられる適量です。
(これ以上入れるとモータの音がすごい…頑張ってる感じになります。)

今回は粒度が細かいものが混じった砕石を骨材に使ったため、実際は砂が4、砂利が5ぐらいの配合かも。
セメント少なすぎない?と思うかもしれませんが、このぐらいの比率でも十分な強度になりました。

水はかなり少なめでもOKです。
(水少なめで練り上げていると後々浮き出てくる水分が少なく、仕上げやすい気がしました。)

一度作業を始めると硬化が始まるため、「バケツで計量して~」などという猶予は全くないです。
あらかじめ調整しやすい単位で配合する
のが良いと思いました。
(袋の3/4~だけ入れて、、、、といったような細かい区切りを設けないほうがやりやすいです。)

コンクリートの練り方について

コンクリートの練り方ですが、下記の方法が一番きれいに混ざりました。

①砂とセメントを水を入れない状態で2~3分程度空練りする。※重要
②に水を入れ、ソフトクリームぐらいの固さにする。
③砂利を入れ、水を入れながら様子を見る。(全体的にグレーの泥になったらうまく混ざった証拠。)

混ぜ方ですが、適当に一度に全部入れて混ぜたりすると、ホットケーキミックスの粉のようにだまになり打設後にボワァ~っと砂の球が出てくる…といったことが起きる時があります。しっかり混ぜましょう。

後程、空練りやった面とやらなかった面の仕上がりの比較を出します。

コンクリートを練ったら、型枠内に流し込んでいきます。
混ぜたろうから直接流し込むと直下に落ちてしまうため、滑り台か何かが必要です。

一輪車で流し込むのが一番やりやすいかもしれません。

⑧コテで表面を仕上げる

型枠内に流し込みが終わったら、墨打ちした高さで水平になるようにコテで均していきます。

左官屋さんがYoutubeにコテの使い方を紹介していたりするので、事前に見ておくとやりやすいかもしれません。

⑨1週間~1か月程度乾燥するのを待つ

約1週間から2週間ほど、硬化するのを待ちます。

コンクリートは水分があることで硬化が進んでいくため、直射日光が当たる場所に打設した場合はシートで養生したりたまに水をかけたりしたほうが良いらしいです。

今回は屋内なので養生はしませんでした。

色は換装するにつれて白色に近づきます。
1週間ぐらいだとまだ全然黒っぽかったりするのでちょっと不安になりますが、気長に待ちましょう。

参考ですが、空練りの有無の違いにより、下記のような具合で仕上がり・見た目が変わりました。
(右が空練りなし、左が空練りありです。)

全体的に良く混ざっていると色がグレーに近づくようで、空練りをした左の方がきれいに見えます。
(混合の比率はほぼ変えていないです。)

右の面は空練りなしで全部最初から入れて練っていましたが、混ざりが甘かったのかところどころ茶色い砂の色が出ています。

空練りをすると一回の練りで2~3分程度プラスになりますが、大した時間でもないのでやった方が無難かなと思います。

⑩型枠を取り外す

最後に杭を外し、型枠を外していきます。

この作業、想像以上に大変でした。

今回敷砂利は10cm、コンクリートも12cmとかなり厚みのある打設をしていました。
型枠が表面張力なのかなんなのか、ぴたりと張り付いてなかなか外れませんでした。

どうしようもなかったので最終的にユンボで引き抜きました。

今回安くていいな~と思ったのでホワイトウッドやSPFの木材を杭に使っていましたが、取り外しの際に折れたりして外せなくなるリスクがあるので注意です。

ある程度手で引っ張れる長さを用意したり、2x4などのより厚み(強度)のあるものを使ったほうが無難かな~と思いました。

⑪仕上げ作業

仕上げ作業はコンクリート打設と若干話がそれるので、別の記事でまとめたいと思います。

ガレージの様子、その後・・・

以上で打設の流れの紹介は一通り終わりです。

残りはガレージの変遷を載せておこうかな~と思います。

2026年の5月ごろから作業を始めましたが、最終的に打設完了したのは10月中旬でした。
1面が大きいので一度作業を始めると15時間程度は拘束されてしまうため、週末のみの作業でした。

年内に内装の装飾含め、ちゃんとしたガレージに仕上げるところまで行きたいですねぇ。。。。

2026/08/02 コンクリート打設 2面目

2回目の仕上げた面はさすがにきれいになってました。ちょっと慣れが出てきたかな~と思います。
ただコテの後をつけずに打設するのはかなり難しいです。。。

コンクリートを打設すると、30分ほど経過した頃に水と一緒にセメントが浮いてきます。
これをうまく均せると表面をツルツルに仕上げられるのですが・・・あまりきれいに均せなかったようです。

白いところ、黒いところでまばらになっており、月面のような仕上がりになりました。

2面終わってだいぶ息切れしてる感がありますが、まだ進捗は50%程です。。。

打設面積がそこそこでかいので材料もかなり必要です。
ホームセンターに1日8回ぐらい行き来する日々。。。

ホームセンターの資材館みたいになってます。

残り2面の打設も頑張ります...!!!!

2026/08/12 コンクリート打設 3面目

続いて3面目。
友人に頼んで2人で作業したため、8時開始で19時頃作業完了。12時間程度で作業を終えることができました。

今回業者から購入した砕石が切れてしまったため、ホームセンターから購入した砂利を使用したのですが。。。。
めちゃくちゃ作業しずらかったです。

やはり異なる粒度が混じっているというのは大切なようです。

粒度が一定の砂利、砂、セメントだけのコンクリートだと、乾燥の過程で痩せてしまい、ぼこぼこした感じになります。

次回以降は再度砕石を購入してトライしてみます。

2026/09/20 コンクリート打設 4面目

残り最後1面となり、気合を入れて一気に終わらせるつもりだったのですが。。。
壁面付近で地面がえぐれてしまっているのを発見しました。

このまま打設すると壁面の下が中空になってしまうため、急遽下にコンクリートを流し込む計画に変更しました。

あらかじめ掘って壁の外側と内側である程度貫通するようにします。(壁が落ちてこないか心配でした・・・)

いつも通り、型枠を配置して区切って打設していきます。

外側にも枠を設置し、壁の下をぐるっと一周するような打設をすることにしました。
完璧にコンクリートを回り込ませるのは難しいですが、多少マシにはなるはず。

2026/10/11 コンクリート打設 5面目

続いて5面目。シャッター前は水を流す溝を用意したかったので、ここも区切って打設することにしました。

最終的にこんな感じになりました。
ひとまず壁の崩れなどの心配はなくなりました。

2026/10/16 コンクリート打設 6面目 ※最終‼

いよいよ最後の打設となりました。
振り返ってみればよい思い出ですが、二度とやり直したくはない思い出でもあります。かなりきつかったです。

転圧作業から進めていきます。

入り口は車の乗り入れでかなり力がかかるため。スロープを作ることにしました。
厚み30㎝位にしたのでよほどのことがない限り壊れることはないはず。。。

完成!
最終面打設から1週間程度経過し、硬化が完了しました。

スロープもユンボで乗り上げてみましたが、びくともしなかったので問題はなさそうです。

なかなかに、、、、、なかなかにキツかったですが、64㎡の打設を完了しました。

使用した砂利や砂、セメントの袋は捨てずに残しておいているため、後程、全体でどれぐらいのコンクリートを練ったのか集計してみたいと思います。

まとめ

以上、コンクリート打設の流れを紹介してみました。

いかがだったでしょうか?

コンクリート打設の1から10まで、ある程度説明できたのではないかな~と思います。

肝心の仕上がりの出来ですが、初めて打設したにしてはかなり良くできたほう?かなと思います。(比較対象がないですが。)
表面の細かいでこぼこなどは多少あるものの、ひび割れや硬化不良がなかったのでひとまずは安心です。

振り返ってみると、正直「達成感」<「疲れた」みたいな感想ですが、自分のガレージや作業場を自分の手で一から作れたこと、これ自体はやっぱり何とも言えない嬉しさがあります。

体力に自信のある方はトライしてみてはいかがでしょうか?

次回はコンクリートの塗装などのレビューをしていきたいと思います。(地下駐車場のような仕上げにする予定。)

また何かやったらレビューしてみます。

それでは、また。

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