どうも、メガネです。
今回は私の個人的な感想にはなりますが、描く以外の環境設定でやってよかったことをまとめました。
今回の記事
今回はClipStudioの設定等でやってよかったものについて解説してみます。
まぁぶっちゃけ素人レベルがこういうまとめするのはどれほど意味があるか微妙な感じなんですが、ここは私のノート的な感じで扱っているのでそういう認識でお願いします。
基本的に上達には何を差し置いても描くことが大事だなぁと感じていますが、それ以外にやれることも案外あります。
今回はそれについてまとめます。
クリップスタジオの設定について
まず最初はクリップスタジオの設定です。
システム背景色は”白”にしましょう。
悪いことは言わん、白にしておけ。
いや、マジで。
ぶっちゃけダークカラーってかっこいいんですけど、描いていると色面の影響的に黒はよくない気がします。
なんていうかな、どんどん絵がくすんでいく気がします。
絵の描いている部分だけを見れる人は特に問題ないかもしれませんが、なんとなく白色が明るすぎる気がして無意識に暗めに塗ってしまう事態が生じている人はやってみてもいいかもしれません。
私はこれに当てはまってるタイプでした。
試しに下に比較してみます。
・白色

・黒

ぶっちゃけ個人差はだいぶあるものだと思いますが、なんか色選びが、、、という人はやってみてもいいかもしれません。
※変更方法について
ファイル(F) → 環境設定 → インターフェース → カラー 、でシステムカラーを変更できます。
ナビゲーターは必ず表示させましょう
これ、絶対やった方が良いです。
具体例としては以下のような感じです。

いわゆるサムネ、に該当するものだと思いますが、これを表示させるのとさせないのとでは、個人的に雲泥の差がありました。
全体のバランスが取れる人はいらないのかもしれませんが、私の場合描いているとだんだんパーツに注力してしまい、引きで見るとバランスがぐちゃぐちゃ、という事が結構ありました。
完成前に何回か描きだして印象を見る、キャンバスを引きで見ることを忘れないのも重要ですが、結構忘れがちなのでこういうウィンドウ設定にすることをお勧めします。
自分の場合これを有効にしてからバランス崩れがだいぶ減った気がします。
拡大率の設定を下げる
次に拡大率についてですが、クリスタのデフォルトの拡大率はちょっと多すぎると思います。
拡大しすぎっていうやつですね。
たぶん右利きに人がマウスのスクロールで拡大率を変更している、というケースはだいぶまれだと思います。
ほとんどの人はキーボードに割り当ててキャンバスの拡大縮小をいじっていると思います。
絵によっては細かいところまで描きこむことが重要かもしれませんが、全体で何を言いたいのかが伝わる方がよほど重要なので、いらない拡大率は減らしたほうがいい気がしました。(ソースは俺)
クオリティに影響するかはちょっとわかりませんが、私の場合は一枚あたりにかかる時間に大きく寄与しました。
デジタルで描いているとこういう便利な部分がデフォルトでセットされているのでついつい忘れがちですが、アナログで描いたらどうなるんだろう基準で環境整備すると無駄が省けるのかな~なんて思いますね。
例えば顔を描くときですけど、以下の画像ぐらい拡大できればたぶん十分ですよね。

目の描きこみには足りないかもしれないのでもう一段階用意しておいてもいいかもしれませんが、キーに割り当てられていると毎回違う拡大率で描いて感が狂ったりするので最小限でいい気がしました。
☆変更方法
ファイル → 環境設定 → キャンバス → 表示倍率 、で設定できます。
デフォルトだと700%とかありますが、自分は250%くらいがMAXで十分でした。

描いている最中にやっていたこと
次は設定的なものではなく、描いている最中にやっていたことです。
この辺はもう個人差がバリバリ現れるので何とも言えない度合がUPしますが、参考までに。
ラフは最低2回は描きましょう
これ、正直めんどくさいんですが、最近は必ずやっています。以前は一枚で工数的には増加しているんですが、結果的に確認や修正にかかる時間が減ったのでクオリティアップかつ時短につながりました。
最初から理想の線を選ぶことができる人もだいぶ多いようですが、私は違いました。
2回描いても足りないくらいで、3回目でようやくわかるくらいです。
でも確実に1枚でうまくやろうと四苦八苦していたときより上手くいっている実感があります。
面倒かもしれませんが、かなり成長できる要素(1枚で三枚描いているみたいなもん)なのでやってみてはどうでしょうか?
一回は完成前に描きだす
これねぇ、、なんか不思議なんですけど、クリスタのキャンバスで見ている時と描きだした一枚の画像で見ている時って明らかになんか違う捉え方をするんですよね。。。。
一回は完成前に描きだして、「完成したらどんなかんじかな?」っていう事を確認してみるのが良いと思います。
モチベーションアップにもなるしね。
斜め反転をしましょう。(横反転だけじゃ絶対足りない)
これねぇ、、、、超重要。
イラスト描いている最中はバランスが崩れていないか横反転をするかと思いますが、横だけだと足りないです。(たぶん)
斜め方向にも反転をしましょう。
やり方はキャンバスを回転させて反転させるだけです。
いわゆる神絵師たちの絵ってねぇ、、、マジですごいんですけど、
縦・横・斜め、どの方向から見てもきれいなんですよ。
これ、ほんとにすごいと思った。
すごい密度の高い時間と経験で形成されたものなんだろうなぁってほんとに思いますね。。。。
そして私の絵は、
縦・横・斜め、どの方向から見てもバランスがおかしいのですよ。
う~ん、ちゃんと見直そうと思ったわけです。
簡単な例を挙げてみます。
以下に円を描いてみました。


左右反転してみましたが、そこまで違和感はないかと思います。(若干歪んでるかなァ?、程度)
ところがこれを斜めにしてみると、

うぉおおおおお、めっちゃ歪んでるやんけ。。。。。
となるわけです。
無論、利き目や拡大率によって感じ方は違いますし、モノによってはバランスを崩すことが美的な感覚につながることもあるとは思います。
ですがそういうタイプの神様の絵でさえ、ぐるぐる回してもバランスが整っていることが圧倒的に多かったです。
なので確認の際は、
上下・左右・斜め方向・それぞれの方向で反転!
を意識してみるといいと思います。
私はこれでだいぶ上達した気がします。
歪みツールを使いこなそう
ゆがみつーるねぇ、、、、、
マジで神。
使ってないひとは使いましょう。
本当に便利です。
私の場合は、
ラフ → カラーラフ → 統合 → 歪みツールで修正!
というのがルーティンになってますね。
以前は消したりやり直したりでやり直してましたが、案外面倒で時間がかかってしまうことがありました。まぁそれだけならまだいいんですが、
描いたはいいけど微妙に違うぜ!
消したらさっきの線がぁああああッ理想に近かったんだよぉおお!!!
という事が結構ありました。
描いた線を消さずに修正できるのは控えめに言っても神なので、使ったことがない人は一度試してみてほしい。
ペン先のサイズを大きめに設定して、外側から大きく修正するように使うと使いやすいですよ。
まとめ
今回は2022年、いろいろ描いてみて学んだことをメモしておきました。
何度も言っていますが個人差はだいぶありますし、俺はこれがいいんだ!っていうのがある人は変える必要はないと思います。
ただまぁ、、もし、「なんとなく上手くいかない、時間がかかっちゃうなァ」みたいな人がいたら、試してみてほしいなぁ~と思います。
それでは、また。