イラストの記録

目と顔の描き方にについて、素人が考察してみる

2021年5月12日

目と顔の描き方をちょっと考察してみたのでそのメモです。

目と顔の描き方、、とても難しいですよね。。

私もなかなか思い通りにかけなくて日々奮闘しているところでございます。

今回は目と顔の描き方について自分なりに少しメモしてみたので記録として残しておこうと思います。

目はリボンとして考えるらしいがその他にも考えることがあると思う

ネットで適当に調べてみたんですが、
眼は「リボン」で考えるといいみたいですね。

ネットの記事で上記画像左のように、目をリボンで考えると描きやすくなる、という記事があったので、ちょっとやってみました。

ただ帯状に描いただけだとなかなかきれいにならないんですねぇ、、、

これは単に角度だけの問題ではないと思い、少し観察してみました。

雑ですが表にまとめてみました。

まず正面からの構図ですね。

正面から構図は特に工夫は必要ない(立体的に見せるための)感じはしますね。もちろん球面を表現するために描き方を工夫する必要はあるのですが、基本的に目を観察した通りに描けばそれっぽくなるので、見たまんまに(デフォルメの下限にもよりますが)描けば案外よくなると感じました。

ただ角度が付くと一気に難しくなりますねぇ、、、

フカンで感じた変化

まずフカンで私が感じた形の変化は以下の4点ですね。

  • 上瞼が平たく、横直線に変わる
  • 下瞼が下方向に凸になる。
  • 目の上の形状が平たくなる。
  • 目の下が横に伸びる。(細まる場合もあるみたい)

なんで自分の描いた眼が球体に見えないのか考えてたんですが、
意外と瞼やまつげの厚みの変化が眼球の立体感を左右している印象を受けました。

目の形状の変化もありますが、瞼の影響力のほうが強い感じがしました。

アオリの変化

う~ん。アオリは見たまんまでも難しかったですね。

とにかく目の変化や目尻の高さだったり、いろいろ変わる上にバランスが取れていないとクリーチャーになるのでマジで難しいですね。

同じく先の観点と同じく4点まとめると以下のような感じですね。

  • 上瞼の曲がり具合が増す。
  • 下瞼が若干逆方向に反る。
  • 目の上の形状の丸みが増し、黒目と瞼の間が若干広がって見える。
  • 目の下の形状が若干つぶれ、円形ではなくなる。

こんな感じですかね。

あとはまつげの外側の跳ねる角度によっても変わる感じはしますね。

単にリボンとして考える、と言われればそういう風に描けばかけるんでしょ、なんて思ってましたが、案外細かいところも意識しないといけないようですね。

瞼やまつげの影響についても考えてみる

瞼やまつげの形状による影響も少し考えてみました。

まぶたやまつげなどは正面からの絵ばかり描いているとついつい幅広の線だと勘違いしてしまうんですが、よくよく考えてみればこれも立体なんだよな、ということに改めて気が付きました。

デフォルメとして考えると瞼とまつげの境界があいまいなのでここではまぶたとして話しますが、

まぶたは観察してみれば「円柱」「直方体」なんだと思いました。

私は一重なので鏡をみてもあまり気が付かなかったんですが、二重の人の瞼を観察してみるとほんとに細長い円柱がくっついているように見える気がしました。

まぁそうは見えねぇよ、という人もいるとは思うのですが、こう考えるとアオリ、フカンの構図が非常に描きやすくなる印象を受けました。

下の画像の下のほうにもメモしましたが、

例えばフカン視点などになった際に瞼の厚みが変わる、ということを意識すると意外とフカン、正面、アオリ、の区別がはっきりするんだな、と感じました。

顔の形の変化について

次は顔の形の変化についてですが、これもよくよく考えてみると結構私の中での勘違いがありました

ちょっとまとめてみたいと思います。

みる角度の変化による見え方の違い

よくネットなどで物体を斜めから見たときの見え方の説明をこういう風にしてるのありますよね。

私の中でもこれは一般的だよね、そうだよね。と思ってたんですが、

これよくよく考えるとおかしいですよね。

だって目が巨大すぎますもんね。

目が巨大だとこうなりますよね。(見え方の詳細な変化は除きます。)

巨大な目で小さな物体を見る場合はこんな風に物体を一様に見渡せますよね。(端点側の変化は除きます。)

ただ今回のように目よりも明らかに大きいものを見渡した場合(人間)は以下の画像のように見えますよね。

これを考慮すると頭を円柱と考えた場合にそれぞれの高さにおいて描かれる円の歪み具合が変わるんですが、これを全くやっていなかったので違和感が半端なかったんじゃないかと思いました

つまり絵にしてみればこういうことですね。

つまり高さによって楕円の度合いが変わるというわけですね。ほとんど気にしてませんでした。

他に気が付いた点など

立体としてバランスをとるために注意する点は上記で述べたようなことだとおもいますが、ほかにも気が付いた点があったのでメモしておこうと思います。

何点かあるのでリストアップしてみると、

  • 眉毛のラインには凹凸がある(膨らむ)
  • アオリ視点の場合は下瞼を水平にしないと違和感が出る
  • アオリ視点の場合、手前の目は結構上に上げないと違和感がスゴイ
  • 顔は前の部分と側面の部分を意識して描く
  • アオリでは鼻をしっかり描いたほうがよく見える
  • アオリでは口は結構上に書かないと面長に見える
  • 顎のラインは間をあけて描く(つながない)
  • 首の下のラインと奥側の顎のラインをつなげる
  • アオリでは顎が前に出ているようにかいても違和感がない
  • 鼻のした側の頬のラインはしっかり角度をつけたほうがいい
  • 上を向いている人のアオリか、正面を向いている人のアオリか、
    単に自分が描く視点だけでなく、人物の向いている方向も考える

こんなところですかね。

まとめ

以上、練習中の素人ながらにどうやったら絵のバランスが良くなるのか考察してみました。

今後も何か気が付いたら記事にしようと思います。

それでは。

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